- 作者: みなもと太郎
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2017/05/29
- メディア: コミック
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題字／平田弘史
表紙イラスト／工藤稜
表紙人物／寺田屋騒動の面々
風雲児たちも、幕末編にして龍馬出てきたから、一気に行くかと思いきや、
単行本数で遂に潮版に並んでしまったんですね。気が遠くなる話です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E9%9B%B2%E5%85%90%E3%81%9F%E3%81%A1
幕末を描くのに関が原から始めて、薩摩の敵前強行突破があって、
だから薩摩は幕末で倒幕になるのよ、という、原因があって結果がある史観で、
会津もご落胤だから幕末で佐幕なのよ、という、原因結果論で、
長州は何がどうだったか忘れました。土佐も。
そこらへんから、突然蘭学紹介始めて終わらなくなる展開は、
ゴチエイはじめ何人も書いてるでしょうから、そうだとしか言えませんが、
京都三条で土下座の銅像作られてる高山彦九郎が女買うの好きだったとか、
司馬江漢はうそにうそを重ねて年齢詐称まで行ってしまうだの、
田沼善政是々非々で判断しよう、とか、勉強になるといえばなります。
それであまりに長くなりすぎたので、幕末編にして仕切り直すも、
結局29巻で寺田屋でしょう。白土三平も、サボらずこのペースで書けば、
絶対カムイ伝第三部シャクシャインの乱編終わってたなーと。
龍馬もなー、NHK大河福山雅治の場合冒頭で、まずのぼサン、否、
えんのすけの息子の東大出俳優の鬼が来た！が演じていた、
岩崎弥太郎が龍馬はダメ人間宣言をしてまして、これを真似したいのでは、
と思う時もあります。あと数冊で終わるならラストスパート。
頑張ってけさい。以上
