- 作者: 浅野りん
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/05/02
- メディア: コミック
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2018-06-24
『であいもん (3)』 (角川コミックス・エース) 読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20180624/1529787268
2018-05-23
『であいもん (4)』 (角川コミックス・エース) 読了
http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20180523/1527054876
季節もいいですしね。「夏の京都に来るヤツはバカ」と大阪人に言われたことありますけど、そのとおりの熱さ。祇園祭はヨイヨイやまだし、五山の送り火はあるし。お経をあげに来るお坊さんもよい風物詩。
頁132の護摩木って私知らなくて、ミナミの四天王寺行った時見て、無縁仏や事情があっておおっぴらにお寺さんにお願い出来ない供養をこうして行うんやろか、とトンチンカンなことを考えましたが、それがトンチンカンであることが今ようやく分かりました。よかったよかった。
プールに行く話があって、水着のカットがいっぱいあってよかったと思いました。京都だとどこにプールがあるんだろう。区の温水プール以外で。私は知りません。比叡山?ちがう。
この巻の関西弁がいちばんしっくりきました。のちの巻が監修手を抜いてるわけではないと思いますが。「アカン忙ししてる時間やった」とか「一果もかわいいで」とかいい言い方だなと。ギターの練習のナントカくて、という言い方だけ、名古屋な気がしました。気がしただけですが。
マンガなので、浴衣を着ても同じ髪形かと思いましたが、前髪をきちんと分けたりしたので、きっちりしたはると思いました。これはちょっと感心した。
ヒロインの女の子が、この巻だとまだあまりさべらないんですが、この巻のほうが存在感がありました。うなじが口ほどに物を言います。背中が煤けてる。
頁91、親の顔色を窺う大人びた子というのは、そういうふうに育ててしまった責任とか感じる人もいると思うのですが、そういう子が、元カノと片思いのさや当て合戦、仲のいい女子ぶりを見せつけ合うトークの真ん中にはさまれる場面が最高に笑えました。こうやって、人の顔色を伺う以外の生き方を覚えてゆけるといいですね。まだこどもだし。菓租神社は知りませんでした。吉田山にそんなものがあるのか。神農を祀ってるわけではないんですね。左京区ってそんな和菓子屋ないイメージなんですが、左京区でよいのだろうか。護摩木も銀閣寺だし。中京区や下京区の話かと思ってました。
頁84を読んでて、火鍋弁当よく作ったなと思い出しました。一人用の土鍋で火鍋の素でいろんな具を煮て食べ、あまったのを翌日ゴハンの上にかけて弁当にする。生昆布とか、ブロッコリーの茎の部分とか、ウインナーとか。火鍋なんですが、時おりプデチゲふうにインスタントラーメン入れて、中華と韓国のマリアージュとか言ってました。うそ。当時はマリアージュという言葉知りませんでした。
おみくじで「凶」が出たので、次なるくじを引くため新たな神社を探す展開は正しいと思います。
地蔵盆でなく学区運動会の話を出したのもよかった。下宿暮らしとかだと、学区運動会なんて無縁ですから知りませんでした。高野の団地とかだとどうなんにゃろ。ベスト親子賞は、のちに効いてくる気がします。離散しなければ。
この巻の和菓子は、若鮎、あんころ餅、わらび餅、葛まんじゅう、おはぎです。関東と違うものも幾つかあるとか。関東でも若鮎食べたことありませんので(本厚木でよく見かけますが)違いが分かりません。あんころ餅というかあんこ玉というか、伊勢の赤福しか知らないし。以上です。