「素敵なダイナマイトスキャンダル」(英名:"Dynamite Graffiti")劇場鑑賞

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英名は第17回ニューヨークアジア映画祭から。
https://www.filmlinc.org/daily/full-lineup-announced-for-the-17th-new-york-asian-film-festival/

Opening Night is the North American premiere of Tominaga Masanori’s Dynamite Graffiti, an unorthodox and sprightly drama based on the life and times of Japanese porn mag king Suei Akira, who cultivated future artists such as Araki Nobuyoshi and Moriyama Daido. This spirited tale of sexual exploitation is an ode to free expression, proving that the so-called “smut” of today might very well become the art of tomorrow. (後略)

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なぜこんなに厚木で長くたくさん上映するのか不思議で、それで観た映画です。
http://atsugieiga.com/sutekinadynamite-movie/
最初は、スエイ某の人たらし魔力で、みんなタマシイをぬかれて、フラフラと上映をヤクソクしてしまったのではないかと思ったですよ。

https://natalie.mu/eiga/news/273171
尾野真千子にしてからが、スエイ某の人とデュエットしてそれが主題歌でえんえんエンディングで流れるという、香港映画の楽屋落ちからサービス精神を抜いたらこうなんねんみたいな展開で。さすが「若くして死ぬ」で、ナガセと狂ったカップルを演じた狂気の女優。
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その尾野真千子のシーンは、登場する路上市場が、中国の田舎の県城の、シーズールーコウと読んで十字路口と書く、みたいな場所で、このソーセージが、河南省製の、ハラルフード、清真火腿だったら完璧だなと思いました。森の場面は、なんかアビチャッポンみたいでした。甲高い声で幽霊がどうのと喋り出しそうな。
ダイナマイトというか、君の名は。でもお馴染み、ハッパなのですが*1、昔、全国の谷間とかを巡りながら仕事する測量士さんから、発破の火薬の量を間違えて爆死した同僚が、翌年同じ場所を測量で訪れた際、何人にも目撃されて、「待ってたんだよ」と皆一様に言われたとか、そういう話を思い出しました。山だからそういうこともあるでしょうと。
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公式
http://dynamitemovie.jp/
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB

果たしてどこまで人たらしか? 独演一時間弱。
上映館一覧 なぜか関西がありません。五月にじゅうそうではやばやとやったみたいですが、終わると一覧から消えるのか。北海道がないのは、あちらではキャバクラとピンサロの転倒があるからなのかもしれないと思ってみたり。
http://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=dynamitemovie

http://www.chikumashobo.co.jp/special/dynamitescandal/
原作はちくま文庫だそう。エロ業界に見切りをつけパチンコ雑誌に転身するところでこの映画は終わってますが、原作もそうなのだろうか。なぜエロ業界に見切りをつけたかというと、絶対AVが猛威を振るって席捲し、かつてのようにサブカルと共存というか、エロで売って南伸坊とか嵐山光三郎を読ませるみたいな余技は、出来そうもないと思ったのではないかと思うのですが、どうだろう。実際こういう人たちの影響を強く受けてライターを志した後発のバブル以降の知人たちはまるで食えてない気がします。AVも、バクシーシ山下とかチョコボール向井とか、名前ではそういう吟遊詩人みたいな人がいるそうですが、かつてのエロ雑誌文化とは、継承とかなしの、断絶ではないかなと思ってみたり。対談とかしてるんですかね。AV畑の人間とは。
パチンコ雑誌が、サブカルの温床になったという話は聞きませんが、それは今度こそ、ネット時代で情報過多になったその場に直面したからかと。
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近松孤独死した知人によく似ています。知人のほうが生活能力なさそうでしたが。諏訪もすっかりナタなので、お彼岸に行って、相武台前から来ましたって感じで線香あげようと思います。
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本厚木

どーん!!7歳にして、母親が隣家の若い男とダイナマイト心中するという衝撃的な経験をした、末井昭の自伝的エッセイが遂に映画化!エロ雑誌で時代をつくった彼の生き様がここに・・・!!!
音 本作は、視覚障がい者向け「スマホで聴く音声ガイド」UDCAST対応作品となります。

上記の理由で、アミューでロングラン上映やるんだなと理解しました。
厚木というと、カメジローとか(社会派)、
セッションとか(昭和音大の名残で音楽映画)、
今回リクエストを見てましたら、みんな英語タイトルでリクエストしてたコールミーユアネームとか(モーリス)、
あと左のとか(題字がジョージ秋山であることに、シネマリンでは気づきませんでした。今回まじまじと見て、気が付きました)、
山田洋次とか吉永小百合とかそういうのだと思っています(あとは孫を連れて観に来れる映画)
この映画は正直、又吉主演映画同様、池袋で一週間やってそれおkみたいな映画だと思うので、過分な好待遇が今後どう作用するか興味津々です。

http://seaside.official-movie.com/
海辺の週刊大衆」主演・又吉直樹
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もらとりあむタマコは相変わらずうまいなと思いました。こんなに上手いのに生まれついてのアングラなのか。事務所がとってきた仕事をやるだけだそうですが、アングラ時代のAKBを代表する人物として、地下アイドル時代に何を言うのか。三浦透子という人は知りませんでしたが、地下アイドルも、最上もがしか知りません。ヤンジャンの表紙で見た。

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主演男優 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%84%E6%9C%AC%E4%BD%91
私はスエイ某を知りませんでしたので、映画のように眼つきの悪い人かと思ったのですが、ぜんぜんつぶらな瞳の人たらしだったので、肩透かしです。松田龍平とかコロッケとかフットボールアワーの岩尾とか美川憲一とかだと尾野真千子のギャラが出ないのだろうかと思いました。
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ミッドナイト・バスを観ようかと思ってたのですが、二時間四十分は長いし、私が観たかったのは、次の勤務まで六時間空けるという労働基準法の規定が、自宅までの往復とか全部その六時間のうちにコミなのでそれでゆっくり休めなくてキツい、という長距離バス業界から聞いた話が映画でどう描かれてるかな、という点が、描いてないかもしれない、と思ったので見なかったのですが、厚木ならではのラインナップを見なかったことに忸怩たる思いがあり、今日この映画を観て、借りを返した気分です。
http://midnightbus-movie.jp/
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BGMは一点豪華主義なのか、ママス&パパスが使われています。アイ、トーニャがシカゴを使ったのに対抗したのかもしれません。ママス&パパスというと、デーブ・スペクターの持ちネタ、「あのオデブちゃんはサンドイッチをのどに詰まらせて死んじゃったんですね、アッハッハッハ」しか思い出せません。スエイ某さんの著書、ベストエッセイ賞かなんかの『自殺』でも出てくるのかなあ。ママス&パパス。
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この年でセロテープの使い方を教えてもらうとは思いませんでした。
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昔の設定のわりには、ポカリの250缶くらいしか小道具さんの活躍する場がなく、あとは原稿とかポスターだけかと思いました。アラーキー役の人が左腕墨入ってるのですが、文身というよりタトゥーで、小道具さんやメイクはこれ消さないのだろうか、モノホンのアラーキーも墨入れてたっけ、と思いました。それを検索したつもりが、モデル告発の話が出た。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E6%9C%A8%E7%B5%8C%E6%83%9F#%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%91%8A%E7%99%BA
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御年70歳ですから、まだまだ猖獗を極めそうなイキオイを感じます。
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キッサ店について。確か'80年代後半にはドトールがコーヒー一杯150円とかで登場し、それが黒船になって、あと、バルブバブルで地価が高騰して、喫茶店経営というものの見直しを皆が考えざるをえなくなった、それも、従来の喫茶店文化衰退の一因になったように思います。'90年代に入るとドトールは値上げしますが、あれはけっこう営業職にとってデカかったみたいです。それだけ頻繁にドトール使ってた。21世紀に入るとスタバが勃興しますが、どうもトールとグランデとか、カップの種類とかいろいろ分からず、喫煙者冷遇だからいいやとほっておいたつもりが新しいコーヒー文化から自分がほっておかれていて、ベローチェサンマルクも入れなくなって、路頭に迷ったのは、私だけかと。

それくらいでしょうか。以上

【後報】
この映画、下高井戸や阿佐ヶ谷まで席捲するとは、どれだけ小屋掛けに対する影響力があるねんと思いました。そこまでちからもっとんねやったら、監督も三池崇史くらい使ったれよと思いました。
(2018/8/2)

【後報】

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大きなツキを呼び寄せ30年。
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スカイツリーでなく東京タワー。
(2018/11/7)

*1:93ではありません。発破です