本を売るなら…

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売らないで図書館に寄贈するわけですが、図書館がこうした本をリサイクルコーナーに回すと、それをせどり気取りでブッコフに持ち込む人がいるわけで。ここで言うせどりとは北朝鮮の沖合荷受け作業のことではありません。

悪文の武田雅哉中野美代子の弟子)ワンミン、小説も書いた入江曜子、弱虫泣き虫酒見賢一、冷凍ギョーザ時代ゆえのコピーがついた新書をこの人も出してしまう雨がホワホワNHK相原茂、長崎清兵事件海鳥社横山宏章、Disろうと思って買ったはずが未読のまま終わった青樹明子、靖國史観ほんとうはこわい陽明学小島毅、タナカツ、タナカツ、タナカツといえばタナカツ。名前以外忘れた清水美和講談社シリーズでもトリを飾った天児慧、妻も敵なり岡田英弘富坂聰買ってたことに気づいてませんでした、この本のペンダサンさんは遠慮がある、この人もほか忘れた毛里和子ユン・チアン批判は矢吹晋です中嶋嶺雄、璐美は生きている、ソウルならヌグセヨ。玉石混交ですが、御大が出した新書もバンバン入っていて、懐かしい、出版不況前夜、IT革命で作りやすくなった本たちが狂ったように安易に出版された時代。文庫本はまだ全然選別してません。

売って、その結果にちょっと驚いたのがDVD。

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イデオンテレビシリーズ全39話。ミスター・Booシリーズ。五味川原作人間の条件コンプ。ドニー・イェンの精武門。

みぎはしのがいちばん高値がつきました。ブッコフでこれなら、ヤフオクやメルカリに出してたらさぞや…かもしれませんが、そういう作業に従事する人材も時間もない。イップマン外伝の新作が公開され、興行成績がよいので、それでドニーの昔のテレビシリーズも高値どまりなのでしょうか。

確かアマゾンレビューでは、「ひとあじ違う香港風反日ドラマ」だったはずで、主人公の武術家が、最初は子どもとかと珍道中でヌルいのですが、日本とのフリクションがどんどん激しくなって、カラテカと巌流島みたいなところで一騎打ちのタイマンする場面は、映画魔界転生で、原作では宮本武蔵が剣聖ですから最強なのでラスボスなのですが、柳生但馬守と十兵衛の決戦を最後にもってく必要上、武蔵との戦いをその前に置いていて、それが宇宙京滋ギャバンマクー空間みたいなゆがんだ鉛入りセピアトーンでたんたんと描かれるのですが、それを連想される死闘が精武門で繰り広げられました。カラテカ(空手家)が、ウーシュー(武術)の宗家は中国だがそれを取り入れ発展させたのは日本であるとのたまいながら空中戦とかで戦い、「コンショウダオ」「コンショウダオ」と、「空手」に道をつけて「空手道」と言っているのは、道のないコンショウ(空手)だと、空手形みたいでなんかサマにならないイメージの単語なので、それで「空手道」とわざわざ言ってるんだろうと思いました。空手家を倒すと、最後、日本軍のえらいさんで剣の達人が剣道三倍段でラスボスになって主人公の前に立ちはだかるのですが、この日本の軍人さんが中国人の奥さんとの間にこさえた日中混血の娘さんが主人公の恋人で、最終決戦を前に後顧の憂いをなくすためにパパは娘をバッサリ斬りころすのですが、それで虫の息の娘さんが、駆け付けた主人公の腕の中で、「ザイイーツー、ザイイーツー」もういちど、もういちどあなたと、とか言いながら息をひきとるわけです。クサいといえばクサい。再一次。それでまあ屋敷に火を放って紅蓮の炎の中戦って、いろいろあります。で、帯銃の日本憲兵だか包囲網へ、徒手空拳で主人公が「チョングオブシヤーヂョウダビンフ」と絶叫しながら踊りこむところで物語は終わります。中國不是亜州的病夫。東亜病夫という言い方のほうが人口に膾炙してますが、公安の検閲を忖度したのか、こう言ってた気がします。いや、ふつうに、ドンヤービンフだったかな? さだかでないです。私は大陸で北京語版で観てるので覚えてるセリフも北京語です。

イデオンも、特にBGMは素晴らしかったと。板野サーカスとキッチ・キッチンが死ぬところと、フォルモッサ・シェリルという名前がよかったかなと。つき合ってる男がギジェ・ザラル。シャムスカ大佐は有名ですが、キジェ・ザラルという言葉遊びはありません。ノヴェチェントに映画発動編観に行ったくらい私も好きだったりして。でも売りまんた。

セシリア・チャンウィニーでエッチ画像流出のチャウ・シンチー喜劇王だけ安かったです。岡本喜八の独立愚連隊正続、安めぐみナレーションで山雅とパルセイロクラシコ、ハン・スーインの慕情。

喜劇王は30円でした。ロイヤルトランプとかは売らなかったのですが、売ってたら幾らについてたかなあ。酔いどれ天使も値がつきました。クロサワ。

ラサでもない、北京でもない東チベットカムの少年王族の物語、塵埃落定。それと中古品ワゴンセールで見つけた台湾パチンコ実録DVD。

上は売ってません。値がつかなさそうなので。上左の原作小説はほんとに面白くて、知らない出版社から知らない訳者さんがいい訳つけて出てますが、たぶん絶版です。自費出版の出版社だったのかなあ。台湾パチンコは、もうなくなったかと思ってましたが、検索したら今でもあるようで。なんであるかなあ。いや、あるのはスロットかな。

塵埃落定 : 土司制度の終焉 (近代文芸社): 2004|書誌詳細|国立国会図書館サーチ

阿来 - Wikipedia

下は、一人っ子政策時代の子どもたちが、日中戦争にタイムスリップするドラマ。

田島英一の本で知ったんじゃいかという「戦争子午線」字幕なしのVCDで、正直私の語学力では歯が立たなかったです。日本兵が死ぬとき「おかーさーん」と絶叫するとか。

異色日中戦争映画というカテではないかと。

上毛かるた英語版

なんで英語版なんて買ったのかなあ。
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https://www.google.com/doodles/celebrating-seiichi-miyake

d.hatena.ne.jp

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おやすみなさい、よい夢を。