読んだのは1993年の22刷。『震災に負けない古書ふみくら』で、アリス館の本を語る個所で出てきたので読みました。お子さんのいる家庭に手ぶらで行かない時のみやげものに最適とか(出版界の営業目線で)
![ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー) ジャイアント・ジャム・サンド (えほんライブラリー)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51fkAEMwV2L._SL160_.jpg)
- 作者: ジョン・ヴァーノン・ロード,安西徹雄
- 出版社/メーカー: アリス館
- 発売日: 1976/04/30
- メディア: 大型本
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チクチクむらへとんできたハチ…
4ひゃくまんびき……こりゃ、たまらん!
ブンブン、ワンワン、ウォンウォン、チクッ!
そこで、パンやのおじさんが、かんがえたすばらしいハチたいじ。それは、おおきなおおきなジャム・サンド! さて、ハチは?
本書の感想としては、ハチ、蜜蜂🐝なんかは今なかなかに絶滅寸前だと思うので、四百万匹も村に飛来するとは、それはそれでよい時代だったのだと。さらにそれを迎撃する巨大ジャムサンド、マーガリンでなくバターを塗ってからジャムを塗ってますので、大変な手間だと。しかしパンをこねる水は海水汲み上げで、よく分からない。塩水のほうがいいんでしょうか。オーブンは、これを入れられる大きさのオーブンなんかないので、レンガ造りの廃工場(斜陽の大英帝国、英国病の時代?)を再利用して、そこに通常サイズのオーブン50台を設置して、12時間かけて火を入れました。草原でハチ捕獲作戦を開始するのですが、地べたにじかに巨大サンドを置かず、巨大テーブルクロスをしいて、ピクニックっぽくしてから、その上に巨大サンドを置いてます。設置に使用したヘリコプター数機のうち、一台の羽根が真円で、へーと思いました。
![The Giant Jam Sandwich (English Edition) The Giant Jam Sandwich (English Edition)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61glkLiR8tL._SL160_.jpg)
The Giant Jam Sandwich (English Edition)
- 作者: John Vernon Lord
- 出版社/メーカー: HMH Books for Young Readers
- 発売日: 2015/08/11
- メディア: Kindle版
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The Giant Jam Sandwich - Wikipedia
作者のウィキペディアには写真がなかったので(存命中だから?)ほかのサイトを載せようとしましたが、なかなか作家の写真になりませんでした。本書の著者紹介によると、作者もパン屋のせがれだそうです。
このイノシシの下の画像が作者でしたが、こうなって出ない。
Interview: John Vernon Lordemmachaplinwrites.wordpress.com
これも出ないので、画像URL貼ろうかとも思いましたが、思い直して、その上の作者のおうち?写真を貼ります。
ここで出ましたが、ここは許諾のクリックが要るのかな。何かと広告がかしましいサイトです。
第24回日本絵本賞大賞受賞のお知らせ - お知らせ - アリス館
前述書のトークでは、アリス館は『冒険者たち』も持っていたが、版権をよそに売ってしまったんだとか。『むくげとモーゼル』の出版社が牧書店からアリス館になった経緯が知りたくて読んだ『ふみくら』から本書に飛びましたが、遠くに来たもんだと思いました。
以上