ブックデザイン 日下潤一+川島弘世 その辺にあったマンガ。二巻は見当たりません。
単行本は1996年5月末刊。コミックトム連載だったのかなあ。トムプラスになる前。
この犬が「わらわ」
解説は山口昌男
伊平次は田仕事しないのだろうかとか、冬であの着物一着はさぞ寒かろうとか、のんびり読みました。潮の坂田靖子セレクションは、天花粉やアジア変幻記は読んだと思うのですが、これに比べると、他国がモチーフの話はいささか窮屈だったなと。こんなにのびのび描いてないと思います。瓜を食べる時の擬音「ばりん」がわけわからない。
山口昌男は二巻の例ばっか引くので、一巻読んでないかも。二巻がその辺にないので、何を言ってるかちょっと。上のカバー裏の個所は、そう思わなかったです。わらわの性格が男とは思わなかった。
梨木坂に住んでいたおまちゃればばあもこんな喋り方してたんだろうな。ゴミ捨てるのに穴掘る習慣は金沢にも、神奈川にもあったんだろうな。以上