相鉄瓦版 Sotetsu Kawaraban 第278号(2022年2月1日更新)特集|相鉄線沿線で出会った まちの頼れる存在 読了

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表紙イラスト サタケシュンスケ 

平沼橋のお米屋さん、天王町の酒屋さん、天王町の包丁研ぎの人、いずみ中央の絵本関連の場所の人、が紹介されています。正直、ピンで企画をやろうとして、なかなか広がらなかったパーツや、特集企画に集まり過ぎて泣く泣く(´;ω;`)ウゥゥボツにしたネタを集めた、ナイトスクープで言うところの小ネタ特集みたいな感じ。

絵本は特に、海老名の絵本の読み聞かせ活動も以前紹介されてましたので、地域在住の専門家などと組み合わせて、ひとつの企画に出来たようにも思います。あるいは、過去にそうした企画があって、あまりに取材でネタが集まり過ぎてしまったので、オープンして二年足らずのここは、記事掲載を先送りさしてけさい、メンゴメンゴ、だったのかもしれないと思いました。ここに出てくる絵本二冊は読んでみます。音読しないといかんのかな。

酒屋さんは、なんというか、マニアックな酒屋さんはけっこうネットでも出てきますので、その中でも、常連になって、ほかのマニアが知らない、無名だが良酒を教えてほしい人、が来るとこまで行こうとしてる店のように読めました。有名になる前から獺祭置いてた酒屋なんだけどさ、とか、そういう前振りで。

お米屋さんもマニアックな米屋で、マニアックな米屋というのはたぶんあまりないので、そのマニアックな世界がお客さんにどこまで伝えられるか、お客のほうも試される店のようにも思いました。「米・食味分析鑑定コンクール」総合部門三度以上金賞受賞者に与えられる「ダイヤモンド褒章」という名人の称号を知らなかったので、勉強になりました。

米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 - Wikipedia

以前、寿司の取材を読んでた時に(相鉄瓦版だったかもしれません)寿司のシャリはあんまりよすぎてもバランスの面でダメなので、コシヒカリとかそういうの使わず、岐阜米と地元米のブレンド使ってるという記述があり、最近、寿司職人だった人に、職場の人が、「やっぱ魚沼産のコシヒカリとか使ってるんですか」と聞いた時も、「とくにそういうのにはこだわらないんです、寿司のシャリは。酢飯ですから。大事なのは、人肌の温度で食べて欲しいってことです。温度が大切なんです」とか言ってました。

マニアックな米というと、赤米とか黒米とかワイルドライスとか、アフリカでアジアとはべっこに栽培食物として独自の進化を遂げたネリカ米とかの話になるのかもしれませんし、ならないかもしれません(多分ならないと思います)

包丁研屋さんは、和田町の銭湯の近くの達筆な店とかんちがいして読んで(近くに畳屋がある点もカブってます)この人こんな人生だったのか、と思ったら、まったく別人でした。とほほ。以上