相鉄瓦版 Sotetsu Kawaraban 第276号(2021年10月1日更新)「海老名市市制施行50周年記念」企画 特集|相鉄線沿線ご近所お国自慢[海老名市編]読了

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表紙イラスト サタケシュンスケ 喫茶店に置いてありましたので、読めました。よかった。

「海老名市を知る5つのカギ」と題して、イチゴ、国分寺、地酒、農村歌舞伎、おはなし会を取り上げています。だいぶハバがある。

苺は、相鉄線からいささか離れてますが、くわしくていねいに作り方を書いているので、すっと頭に入ります。少なくとも、当たり前だけど、ちゃんと作るとなんぼでも手間がかかるということは分かる。翌シーズンの準備と収穫を並行して行うので、設備が生産量の二倍要るんだなとか、ミツバチに受粉させるのかとか、ハダニが大敵なんだなとか、いろいろ。私の個人的な思い出としては、なめくじに這いずり回られたイチゴを、そこだけ包丁でこそげとって食べるというのがあります。メンバーは現在12軒だが、減少のようでもあり、三十代四十代の若手参入もあり、というところだとか。有馬農協のイイふいんきを思い出します。

国分寺は、館長の気合が入り過ぎたのか、漢字が多いというか、文章がカタいというか… 在原業平は来ませんでしたとか、なんか、もっと柔らかくてよかった気もします。厚木の郷土資料館はなんであんなへんぴな場所に開館したのかふしぎとか、大和の鶴舞の里の企画展はチラシばっかり立派で以下略とか、そういう業界ぶっちゃけライムバトルを始めてもよかった。いや、よくないですか。

地酒は名実ともにこの号の目玉です。泉橋のパワーは見かけだけでなく、中身を伴っていると実感しました。海老名市内の水田の約15%はここなどの酒米を作るほどまでになっていると書かれると、それはすげーなあと。

農村歌舞伎やおはなし会は、特に感想はありません。なんというか、感想が出ない…

海老名のお店を三軒紹介してますが、さいごのケーキ屋しか知りません。でもこのお店はおいしいとさがみ野の人も言ってますので、取り上げられてよかった。

特集以外だと、カキプリンの写真がおいしそうなのですが、作らないと思います。御朱印さんぽが、JRと直通したからという理由で、大崎の神社をとりあげていて、笑いました。そのうち新宿の花園神社や、大宮の氷川神社まで取り上げるのではないでしょうか。以上