ブッコフで買って、長いことパトリシア・ハイスミスの映画のポスターなんかと一緒に置いといたエッセーマンガ。¥220。ぽよぽよザウルスを読了したので、なんとなく読み始めました。ブックデザイン…中井有紀子(ソベイジグラフィック)編集…松田紀子(メディアファクトリー)初出は「WEBコミックエッセイ劇場」2009年6月~9月。加筆・修正。『ダーリンは外国人』井上真央主演映画と最新刊の広告と、感想を書いて送るハガキ入り。兄編が同年二月までの連載だったので、六月まで充電期間でお休みしてたのか、すったもんだの挙句の掲載なのか。全ページ本人がチェックしたそうです。親がそうさせた。結果、全掲載可のお墨付きを得たとか。
あとがき
前作、『かわいい頃を過ぎたらリュウ編』が、平均的な男の子の思春期だったのに対して、本著『アン編』は平均から大きく逸脱した女子高生のお話です。
(中略)
高校中退の金髪のヤサグレギャルの出来上がりかと、当然思いました。
(後略)

帯

帯裏 まあ自分と同じ性なので、チン毛がどうのなどといった異性の息子の話とは、おのずから異なりますよね。初潮の話があったかどうか、読んだけど覚えてません。今読み返して、初ブラの話は見つけた。
まあ上のような知恵袋もあるわけですが、2009年刊行の本を2021年に読んで「今現在の状況」と認識してるのが弱点というか…

左のページはどのページか忘れました。子供の頃のオマセサン時代かな。ここの「シ」は、「シ」と「ツ」の書き分けを頑張って後天的に学習した人の手書き文字な気がします。
で、金髪をキンパ、茶髪をチャッパというとは知りませんでした。頁043。三河島に行ったら、韓国風海苔巻と混同されそうだ。東京の東側の人と以前話していて、ヤリチンヤリマンが表わす性が私とその人とで逆転していることに気づき、たいそうおもしろいと思ったのですが、私は今でいうスクールカーストの一軍ではないので(その人は一軍で、例のチャイニーズドラゴン、残留孤児二世三世主体の族・白竜の現役バリバリ時代も知っていた)さだかではないです。チャッパとかキンパとか、神奈川でも言う人は言ってたのかなあ。
上の頃の娘さんはカラコン入れてたそうです。で、後の巻を読むと、シーカレとインド旅行に行って初日に強盗に遭って一切合切取られたりしてますので、ルーギャー路線から別方向に舵を切ったことは分かります。個人的には、流通、百貨店に就職して、落日の百貨店業界はこういうのを新人のマンパワーで乗り切ろうとしてたのかな、そりゃ無理だよ他力本願は、というくだりがすごく好きです。
頁072。母親の友人でまんがのアシスタントで、そしてひょっとしたら板橋マダムスのひとりを「若干ナメてる」というあたりで、娘さんもっと大物になりそうだったのになあ、という。例の、家庭内オピニオンリーダーという奴で、外に出るとからっきしなのかもしれませんが… そういう人間は、自分は相手と交渉しないくせに外でネゴする家族に対し平気で上からの物言いをするので、発達ナントカかなあ、とため息ついてあきらめたり。
話を戻すと、上のような知恵袋に対し、そういえば作者は北海道出身だけど、たびたび子育てを手伝ってくれる母親も現在は東京在住で、父親は登場したかしないか分からず、兄もこの巻ほかあちこちに出てくるが、この後の巻で独身と分かるなど、いろいろはいろいろだよ、みたいな感じだと思ってます。打鈴の茨城の実家はもっと初期にわいわいがやがや出てきていて、兼業農家の大所帯で、いいなあという感じでした。
個人的には、本書で通信制高校について色々知ることが出来て、ヨカッタデス。つい最近催涙スプレーだか殺虫剤だか撒いた奴が出た、ひばりが丘の公立多国籍通信高校もこんな感じなのかなあ。

頁065。リュウ編の感想に書いた、当時がスカウト猖獗時代だったことへの板橋的アンサーコマではないです。以上
