さがみ野の本屋に酒のほそ道の新刊を買いに行ったらあったので買いました。酒ほそはその店のターゲット層とかぶらない可能性があるので入荷されなかったとのこと。取次のPOSシステムAIの狙いは当たってるのかいないのか。装丁 竹内亮輔[crazy force] 「コミックDAYS」2023年10月25日、11月8日、11月22日、12月27日、2024年1月10日、1月24日、2月14日、3冊13日、3月27日配信分を収録
後ろの山の写真は大雪山というやつでしょうか。北海道の。
帯 イブニングが休刊したので、モーニングKCです。実在人物の写真はないので、私の筆が滑る心配はありません。呵呵呵。
帯裏
カバー裏記載のあらすじ。
「○○で金、○でも金」の人が出ます。政界に行くとそれまでの常識がいかに通用しないか、どういう悪意が待ち受けてるかをまざまざと目撃した人も多いと思います。
冒頭グソマのライバル登場。同時につかみのギャグ、柔道は瓦を割るスポーツと誤解する少年登場。
ドモホルンリンクルでもう一発つかみのギャグ(コンバヤシマンガが天才的に得意な天丼)
次の山場は頁111。会話しない親子の愛憎。よくこんな場面描写出来るなとほんと思います。これはドラマで心の声のナレーション入れたらわざとらしすぎてダメで、かといって小説だと「~と思っていた。一方、母は~」みたいな説明書きを入れないと分からないし、入れると緊張がそがれるし。マンガならでは。ここも、頁183から五ページ使っての別れのシーンにつながるという。五ページ。この余韻のただごとでなさ。
頁125のコンタッキーはいいとして、頁117、就職先の人事部スポーツ振興課長木口康弘氏。のちのちけっこう悪い意味でも絡んで来そうで、毒舌をキッチリ描いてます。頁164も。妙にリアルだった。
入江喜和サンのまんがとシンクロしてるのか、マニュアル免許取得に苦戦する場面が続きます。雪の教習所。ここでふと、あれ、新潟から北海道になして転勤、というキャラが出たと思いました。「つかれるだろうが~」そこを釈然としないまま読み進めると、今度は「肉、食いすぎだっぺ」が出ます。「やだ!」絡んでくるのかなあ。ほかにも出たのかもしれませんが、気づかず。
読んでしまいました。哈哈哈。しかもこの数日後、紀伊國屋書店に改めて酒ほそを買いに行ったら、今度はヒストリエの新刊に遭遇するという。
すごいなあ。世の中何が起こってるんだ。以上