メ〜テレ開局45周年記念ドラマ「ガンジス河でバタフライ」"Butterfly on the Ganges" ディレクターズ・カット版 DVD鑑賞

ガンジス河でバタフライ - Wikipedia

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映画ではないのにFilmarksにレビューが1365件ある長澤まさみ主演テレビドラマ。台風で時間があったので、えいやで見ました。

ブッコフで原作者のたかのてるこさんのラオス旅行記を買って、ラオス料理屋にあげようとしたのですが、書店取り置きが出来なくなったので、幾ら購入から送料無料か分からず、関連商品で出てきたこれが¥1,480くらいで、一緒に買えばまず無料だろうと思って買いました。

しかし私はここ何年ももうDVDとかそういうものを見ておらず、家のフナイかなんかの再生機が動くかどうか、そもそもテレビに接続出来るかどうかも不安でした。どうせ見ないと思ってリモコン捨ててたし。前のパソウコンはDVDプレイヤーがついてたので、音が悪くてもそれで見たりしましたが、そっちももう壊れていて、メーカに都市鉱物として送り返してます。結果、接続出来て、見ました。とても耳が悪くなっていて、ロクに音声が聞き取れませんでしたが、職業病かな、仕方ない。と思ったが、古い危機なので、端子も古い赤黄色白の三ケーブルで、それでではないかとの指摘も頂きました。html接続でないからという。そうなのかな。

一時間半くらいのドラマと聞いていたので、メイキングやら特典でさらに一時間半弱見せられるのかと戦々恐々でしたが(リモコンを喪失したので倍速とか早送りとか出来ない)2枚組のもう一枚でしたので、メイキングはいつか見ることにします。と言いつつ見ないで誰かインド人にあげてしまうかもしれません。

入っている小冊子は読んで、塚本高史がインドこりごりだと思ってることは分かりました。下のカットは、リモコンがないので一時停止出来ず、動いてる状態で撮りました。

クドカンのインタビューは、読んだ範囲では、①原作者たかのてるこ日芸の同級生。②長澤まさみキャスティングは原作者。③インドに行かなくても、日本でインド人の友人を作ればそれでいい。④長澤まさみが「なんでもやります!」と言ったので、何でもやってもらった。⑤インド人に高度な演技を要求した。

この場面などが、高度な演技の要求だと思いますが、映画王国ボリウッドに頼んだのではなく、そのへんのシロウトさんにやってもらってる、いわば素人いじりですので、こんなものかと。リモコンがないので一時停止出来ず、動いてる状態で撮りました。

フィルマークスのレビューでも、撮影の雑さを演技で乗り切ってるとあるとおり、後半、バラナシに行くにしたがって、どんどんカットでよいものが撮れるようになっていきます。最初はおっかなびっくり撮ってたインドが、だんだん何が撮りたいのか明確になった上で撮れるようになってくる。

その上で、輪タクレースの場面などは、クドカンの脚本が全然こなせなかったのだろうなと思いながら見ました。いろんなインド人に、こういう演技をしてほしいという意図がぜんぜん伝わってなかったかなという場面も多々あると思います。インド化したコーディネーターがあいだにいて、てめえ金返せだったかも。

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先に長澤まさみの撮影日誌を読んでいたので、キャストもスタッフも全員下痢で、特に監督の李闘志男は、食べなければ出さないの必勝の信念のもと、絶食して撮影に取り組んだそうなので、後半はそういうものとして見ました。長澤まさみのアップが出ると、必ずくちびるが乾いてないか気にしつつ見る、など。

原作との相違点は、①カレー屋のおやじが実はインド未経験者だった。②現地で日本人専門の日本人詐欺師にひっかかる。③中谷美紀が出る。てな感じでしょうか。あと、④ホーリーという、インドの水かけ祭りが、原作ではたかのてるこ渡航直前直後で、コルカタで体験しているのに対し、ドラマではしばらく経ってから、インド人宅滞在時に起こっている。くらいか。

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ビジネスウーマン姿の長澤まさみがきれいでした。このころからけっこうシワがあったんだなと。インドに行けば変われるかどうかは、例えば前田敦子にオファーしてたら、前田敦子は100%変わらなかったと断言出来ます*1ので、人によると思います。若い頃の藤原紀香だったら、Tシャツの胸は揺れたと思います。それも人による。

日本編で思うことは、

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TikTokに、「澤部佑に紛れた荒川良々を探せ」という動画がありましたが、貼りません。キャラがかぶってて、片方を見なくなると、食われたんだろうかと考えるくせはもうやめにしています。いや、やめてない。

そのうちメイキングも見て、追記するかもしれず、見ないでインド人にあげるかもしれません。でも、この近辺のインド料理屋って、ムスリム率が高いので、あげても喜ばないかもしれません。従業員にヒンディー教徒がいても、店主ムスリムがすごく多い。なので、邦人店主のネパール料理とか、仏教徒スリランカレストランとかにあげるかもしれない。

以上

*1:黒沢清監督のウズベキスタン映画を見ての感想