装幀 名和田耕平デザイン事務所 編集総長 奥村勝彦 編集長 岩井好典 編集担当 青木香里 月刊コミックビーム2018年4月号~10月号連載分。
帯
帯裏
3巻で完結だそうですが、3巻はブッコフにもアマゾンにも紀伊國屋書店にも有隣堂にも在庫がなく、版元品切れ再版未定なので、読めるかどうか分かりません。電子版がありますが、私のほうに電子版を読む習慣とツールがないので。
ガタイのいい、タッパのある男性が多く登場しますが、けっこうねこぜです。男性がねこぜだと邦人女性は安心する説をふと思いついたので、誰かに話してみようと思います。
賞取りレースの結果連絡待ちの話があります。作家が主人公なのだから、それに特化したエピがほし、と幽玄漫玉日記みたいな人から言われたのでしょうか。
頁136は何を食べているか分かりませんでした。駄菓子のあんず?
警備員の給料で広辞苑衝動買いしたり、自転車衝動買いしたり出来るんだろうかと思いました。自転車は、一万円以下とのことでしたので、あ~10年前はそれくらいだったなと思ってから、2018年の連載であることを思い出し、それだとありえないだろうと思いました。もう少し値上がりしてるはず。
さいごのページ、カフェに図書館本忘れたとあり、見つかるといいですねと思いました。税金で買った本。私もどこか施設のトイレに図書館本を忘れたことがあり、大慌てで取りに戻ると、巡回中見つけた警備員の人が保管してくれてました。助かった。たしか松田道雄『花洛 京都追憶』だったと思います。むかしの粋筋の京おんなは、辻々にお百姓が置いた肥えタゴをひょいっとまたいでキモノのすそを軽くあげて、立ちしょんべんしていたとか、そういうエッセーが収録された良書です。むかし、某市の図書館がツタヤ図書館になる改装移行時期、返却ボックスのありかや図書館の入り口じたいが分かりにくい時があり、利用者のなかには、もう小生は知らんけんしゅたいんとばかりに、返却本を建物の外の植え込みの横なんかに積み重ねて帰ってしまう人がいました。あの時期、けっこうな本が散逸したような気もします。じっさいは知りません。
以上