2022年9月10日初版。読んだのは翌双十節の二刷。デザイン◎竹内亮輔[crazy force]あとがきによると、岡村星という人は沙村広明のミューズ(女神)兼ベターハーフで、かき揚げをエサに、るろ剣、否むげにんに、自身の『ミッシング・コード』という話の前日譚を描かせた(発案者は日本文芸社編集のエスという人)ということみたいです。『アンチ・ドレス』がどうほかの話と絡むのか、よく考えたら分かりませんでした。
練馬を歩いていたら、『NHKへようこそ!』が読み終わりそうで、次の本を持ってきていなかったので、焦ってキョロキョロしたら、バプテスト教会のそばのセブニレブンにこの漫画があったので買いました。去年秋のまんががなんでまだあるんだろう。
なので、ビニル袋とじでなく、「雑誌付録止め用テープ」で、立ち読み出来ないよう封印されています。このコンビニは、蛎殻町ポトガラヒーの作者が釣りバカの原作者と組んだまんがが載ってる四月のビッグコミックオリジナルも二冊置いていて、江古田とか練馬は漫画家が多く住んでいるので、それでだろうかと推測しました。でも「練魔」が舞台のアンダーニンジャは置いてないかったです。
これもひきこもりか、とは思いませんでしたが、ジョニー・トー、否、ジョン・ウーばりの二丁拳銃だと思いました。というか、沙村広明が結婚してたとは知りませんでしたので、いつからかは知りませんが、若者から海綿のように吸収していたヴィレッジヴァンガード的知識が若者からではなくなって、落ち着きやがれとは思いました。西野カナがボーダーライン。
これでこの女性が岡村賢二の娘さんだったら、また別の面からコラボ出来たと思いますが、沙村広明ほどのインパクトはないかったかも。頁84のアップがへんなの以外、きれいな絵だと思いました。頁99とかうまいと思います。あとがきで宿六のひとが、「一生他人にダメ出しをして生きたいぜ」と書いていて、私のようなシロウトのブログでなく、本職がそれをやったらいしかわじゅんになってしまうと思いました。ろくでもない。
そのわりに、頁27、カバンを開いた時のカットが分かりづらく、中がカラだったのかと思ってしまいました。また、けっきょく片耳がそがれたのかどうか、絵では判別出来なかったです。これがダメ出しということなら、すべてのことはブーメラン。
帯はありませんでした。以上