『ゆりあ先生の赤い糸』TVドラマは無事放送終了しましたえ、次はお父ちゃんのターンやさ、せいだいちばりよ~、と言ったか言われたか。①②巻同時発売だったそうですが、ちょっと間を開けて読みました。本日かな、③巻も出たそうで、紀ノ国屋に今日行ったのですが、気づかず取り置きを買いそびれました。
月刊コミックビーム2022年12月号から2023年5月号掲載。①巻が2022年10月号迄でしたので、11月号は休載だったと推測されます。
編集長 西山若奈
編集担当 清水速登・岡稔実
装幀 岡田エラ(A RIOT OF COLOR)
帯。個人的に旬の人、呂布カルマ。
旬だなあ。
ちなみに、帯の呂布カルマ部分はグーグルレンズ読み取れず、手打ちしました。読み取り文章は下記。
さ結筈がでに覗怖 続も 間はそもはい 怖 うだみの ○に新のた を見し英せ 読だい樹がこ むんだろう。
帯裏。いわゆるSM女王様の世界を、綿密な取材と業界協力者を得て描き出そうとする意欲作なんだかちがうんだかというマンガです。作者は近年、エッセーまんがで女装の片りんを見せていたので、女性が主人公のマンガをスタートさせてもおかしいことはなく、また、よく似合っています。
頁128。私はよく分かりませんが、このペニバンは大きいのか大きくないのか。大きなディルドーを見ると、掘られたくないと本能的に思います。彼氏も自分より大きいので泣いたのではないでしょうか。第9話と10話のあいだに一ページまるまるベタがあり、少女漫画なら描き下ろしの番外編カット載せるのに、ビームはケチだなとは寸毫たりとも思いませんでした。
夜更けの新宿を走る乙女、というシチュエーションが二度も天丼で出て、それで寺山修司やらなにやらですので、やはり新宿が似合うと思いました。浅草のひさご通りを疾走してもいいのですが、そういう場面はありません。浅草から錦糸町まで疾走してもいいのに。
表紙(部分)作者はボンテージも好きだったはず。フランス人初登場シーンから読者は皆、いつこの男は緊縛されて調教されるんだろうと思って読んでいるはず。でも嫌がる相手にやる展開でアレで、捕まるというオチになるんだろうか。
上の女性が文学的な長文を立て板に水でペラペラひとりライムバトルのようにしゃべりまくる場面が圧巻というか、これまでの新井マンガになかったエッセンスで、おそらく「参謀」の人の語彙力でしょうから、もっとやってほしいと思いました。転生したら異世界で女王様だった。以上