第14回図書館総合展/学術情報オープンサミット2012『図書館からスタジアムへ スタジアムから図書館へ』拝聴

え〜、文科省に図書館海援隊というPJがあって*1
ハロワと組んで貧困困窮支援やらなんやら「具体的な地域の課題解決」に取り組んでて、
その一部がサッカー部を結成して*2*3
現在49の図書館がJとのコラボに取り組み、
J40クラブ中33クラブが地元図書館と連携してるとゆう・・・すごいですね。
連携してないクラブは以下です。降格した町田もこれから昇格する長崎も連携してます。

  1. 名古屋グランパス
  2. セレッソ大阪
  3. 湘南ベルマーレ
  4. 京都サンガ
  5. 横浜FC
  6. 東京ヴェルディ1969
  7. カターレ富山

名古屋は今日瑞穂図書館の人が来てクラブのどこにアプローチしたら円滑にコトが進むか聞いていて、
「管理はダメ。ホームタウン活動をやってる部署にもってくとスムーズ」
と回答されていたので早晩キックオフかも。
カターレは意外。独立リーグbjリーグもあるから図書館側がアプローチしかねてる?
今日のフォーラムによると、広島の図書館はカープサンフレッチェ広島交響楽団の三つまとめて面倒みてるそうです。
愛媛もサッカーのほか独立リーグのマンダリンなんとかと組んでるとか。ようは情熱なんだなあ。

図書館がプロスポーツクラブと組んで何をやるかというと、以下。

  1. 読み聞かせ会に選手を巻き込む。
  2. スタで読み聞かせ会をやる。
  3. 試合相手の存在する地域について、図書館で特集を組む。(アウェイツーリズムの一環)
  4. 試合相手の存在する地域の図書館で、こちらの地域について特集を組んでもらう。(〃)
  5. チーム刊行物やMDPなどのアーカイブ保存。
  6. 地元自治体がクラブに行政支援を行っている場合、説明責任の一環として地元図書館にそのクラブのコーナー設ける。

風呂担当者によると、企画で大事なのは、
①地域性②社会性③公共性④話題性⑤スポンサーつくか物販につながるかなどのマーチャンダイジング⑥ダジャレ、だそう。
②と③はどう違うのか。
フロンターレでは、最初の働きかけはクラブからでも図書館からでもなく、
サポーターからだったそうです。
湘南とか、コアサポで地元にもう住んでない人もいるから、まだ声があがらないのかな。
あと、川崎の読み聞かせ会は年7回、7つある區のすべてで行うそうです。
湘南も広域ホームタウン7市3町全部でやったらかっこいいだろうな。
サンガはやるとしたら城陽外したらあかんね。

愛媛担当になると、「Jは地域の総力戦」とのことでした。
温泉ダービーは図書館にとっても温泉ダービーだそうで、
大分宇佐市民図書館の人は、宇佐には温泉ないのに、その人じしんはサッカーに関心ないのに、
大分の温泉が日本一であることを証明するために県内各温泉所在地の図書館を巻き込んでダービーに参戦したそうです。
(それ以前は道後温泉の愛媛と草津でダービーしてた)
県外図書館に送ったパンフの減り具合で他県の反応を知ることが出来るゆうてました。
その大分の人と、司会の千葉サポ司書の、絶対昇格かけあい面白かったです。
東浦和図書館と大宮図書館の人のかけあいは予定調和でしたけど、プレーオフは今いちばん熱いですからね。
ほか、吹田図書館と山形県上山図書館の人が第二部発表し、
開会あいさつの鳥取図書館の人は絶対残留の寄せ書きダンマクを図書館に貼った写真出してました。
あとアルビユニの図書館員がいましたね。客席でサポだとすぐ分かったのは、青赤のタオマフ巻いたFC東京の人1名。

楽しそうだったな。ああ楽しそう。