『ワカコ酒』 1 (ゼノンコミックス)読了

ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)

ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)

このマンガの読書感想文を書くにあたり、
初めてはてなキーワードWikipediaより役に立ちました。
ゼノン、吉祥寺のまんがタウン誌かと思ってた。
中央線ブランドが京都ブランド並みになれると思ってるのかなあ、この人たち、と思ってた。
違うんですね。
作者に至っては、Wikipediaに項目がない。一人称「ワシ」の人なんですね。
綾瀬はるかやパヒュームと同郷だ。
黒目に光を入れないのって心理学的にどう解釈されるんだろう、
と思いながら読んでいくと、ぷしゅうーのところだけ目がグラデ光入り。
トーンじゃなくてコンピュータ処理なんでしょうねえ。
私もコンピュータ作画やってみたい。このマンガで初めてそう思った。
吉谷とか、月と書いてyue4と読ませるマンガではそうは思わなかったのですが。
6/10初版で6/25三刷ってのもすごいな、と思いました。
これがアベノミクスでしょうか。
女子の一人のみということで、店員がさりげなく気にかけている描写がよかったです。
無造作にカバン隣のイスに置いてますけど、おそらく個人情報満載で置いてますので、
たとえば反対側のテーブルの騒ぎに気をとられてる隙にカバン置き引きとか、
トイレに持ってって忘れる、とか、いろいろありますからね。
サーバーとしては気にしておく必要があるわけです。悪酔いも、させない。
だから、家飲みマンガでは酔って寝てしまう習慣づけにならないか、
ドキドキしながら読みました。
水割りがまだ残ってるうちにビールロング缶を新たに開けたりして、
女子飲みってやはりよく分からないと思いましたが、まあ連続飲酒の恐怖まで、
まだ間がありそうな飲み方でよかったです。
昼酒も、背徳とか思うんなら、日常的にやらないでね。
こないだ読んだ同人誌「酒」の中公文庫だと、文士も昼酒派は少数みたいな感じですよ。
自営業は特に酒の飲み方気をつけないと、
自分を律するのは自分だけの商売でございますので、
簡単に身を持ち崩してしまいますよ。あ、雇われ人も、それは同じか。