- 作者: 土田世紀
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (7件) を見る
さらっと読了。送り元は千葉県市川市。この人、家族、どうだったんかな。
- 作者: 土田世紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/06
- メディア: コミック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
当時十代でしょう。編集王で陽気に〆切後に差し入れのビール飲むシーンがありました。
〆切後だけでは絶対ないと思ってましたが。家族、作ればよかったのに。
急逝した作家の遺作で、これだけ切れ味のよい作品を読まされると、つらいです。
残りの時間が未定だった頃の、ダラダラした作品も見ていたし、
いつまで人生が続くか分からない焦燥倦怠があったのか。家族はいない。
で、あるとき、すっとお迎えが来るのが、分かったんでしょうか。読後に余韻が残ります。
【後報】
デビュー作の頃は、酒だけでなくパン中もあった記憶があります。
また、この遺作を読み返していて、急に感情がブレる描写が気になりました。
突然目が据わるというか。それは、素面(しらふ)の心の動き、推移じゃない。
(2013/9/30)