『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』 (フィールドの生物学)読了

孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)

孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)

はてなダイアリーとかブックマークで見かけて、気になったので読みました。
といっても、アフリカに行くまでが本の大半なので、
紀行的な内容かと思い込んで読んだのはよくなかったと思います。
アフリカにょろり旅 (講談社文庫)

アフリカにょろり旅 (講談社文庫)

紀行的な内容とは、上のウナギ探しの旅の本みたいなの。
ちょうちょとか探す本も世の中にはあったと思うけど、覚えてません。

ブログは炎上とか気にしなければならないし、頻繁に修正が出来ちゃうけど、
本は青空文庫にでもしない限り無条件に外から検索出来ないし、
編集者がバキバキ手を入れるかわりに版を重ねないとまず修正入らないので、
そのへんの落差処理が微妙で、難しいんだろうなと思いました。
まあ回収騒ぎ起こすような差別表現のある本になるわけもないし、
でも編集の人はもっともっと手を入れてよいと思います。
パトスをパスト(頁72)とか、合同コンパを合同コンペ(頁74)とか、
ケアレスミスもまだ残っていた。刃牙のセリフも、何巻の何ページか明記したほうがいいです。
著者改名のくだりは、イスラムに改宗したのかと思ったらそうではありませんでした。

野口英世が学者というより職人というのは、
私もマンガの栄光なき天才たちで読みましたし、
作者も知っていると思います。
植村直己が、ドングリというあだ名だったことも。

青春を山に賭けて

青春を山に賭けて

http://www.ytv.co.jp/blog/announcers/uemura/

アフリカといえば、中国人が今大量進出してるとかで、
作者もチンとかチンとか街で言われたりしてるのかな、と思いますけど、
地政学的な意味で、モーリタニアのウランとか資源とかを中国から牽制する意味でも、
作者の研究を、奇貨居くべしで支援する組織とか企業とか増えてもいいかな、と思いました。
今週の、ギャングースというマンガ読むと、最近の投資サギのトレンドは、
中国から○○を守るため、という大義名分を掲げてるそうなので、
あやしくないとはっきりさせる必要がありますが、難しくはない(かもしれません)。
これはブログなので、歯切れの悪い文章が続いてすいません。おしまい。