2014 J2第12節 PENALTY スペシャルデー 大磯・二宮・寒川町民デー 湘南ベルマーレ対栃木SC戦

今週のお題ゴールデンウィーク2014」
中三日二日で四試合の黄金週間連戦もこれでおしまい。
大変だなと、J2だけ見てるから思ってしまうのですが、
J1はナビスコカップがあるから、結構しょっちゅうこんな感じなんですよね。
サポ個人こじんの観戦計画や観戦資金だけ考えても、
そこでまずJ1とJ2J3の間には深くて暗い河がある、と。

結果 
湘南公式:http://www.bellmare.co.jp/2014_j2_12_tochigi
栃木公式:http://www.tochigisc.jp/news/article/00005517.html

勝ちまんたわけですが、記録を言うと鬼が笑う。

ベルマーレメルマガ13号 2014/5/5 19:28受信 改行は私がしました。
Jリーグの開幕連勝記録は既に塗り替えていますが、連勝記録という意味ではまだ先があります。 J2は札幌の14連勝(2000年)、J1は鹿島の16連勝(1998〜1999年)が最多となっています。(当時は共にVゴールがありました)
監督は選手たちに「もうあえて連勝の話はしない」としていて、チームは浮つくことも、硬くなることもなく、目の前の1試合に集中し全力を注ぎます。
明日は選手入場時、サポーターの皆さんが8ゲートと7ゲートでコレオグラフィの演出をして頂けるとか。素晴らしい雰囲気の中で試合を迎えられることに感謝し、明日も湘南らしく戦います!


コレオは1ゲにまで広がっていました。やや旧聞ですが、
私は今回の湘南役員人事に関するアカウンタビリティー(説明責任)の記事*1を見て、
唸りました。確かに、高校生にとって、東大に入るより、
甲子園でベンチに入る方が、ものすごく狭き門です。
単純に分母と選抜者の数の比率で考えて。
で、そういうアスリートの力を企業に活かそうということで、
企業が運動部を持っていたはずなのに、
仕事の実力だけでなく、男のオバサンのくだらない根回し、工作、
陰の寝言「筋肉バカ」みたいな環境とも戦わねばならず、つまらないところで消耗してる。
だから、すごくこの湘南役員人事の記事は新鮮でした。

Jリーグ初!「恋するフォーチュンクッキー ベルマーレバージョン」撮影のお知らせ
http://www.bellmare.co.jp/97795

広島も好運餅干はやってて、J1だから再生回数も多いわけですが、
湘南のこれに関する取組みで、歴代クイーンに公式から現地集合を呼びかけるなどは、
確かに、従来のネゴ仕事に慣れてたら出てこないわ、と思いました。
勿論、アスリート出身者がやればなんでもうまくいくというものでは当然なく、
ヴェルディでラモスがじゃぶじゃぶ湯水のようにお金を使って昇格した後の始末なども
皆知っているわけです。(昔のことですが、セルジオ越後と清水も、どうだったのかなぁ)
だから、今年の岐阜のラモス招聘は、ホントにすごい博打だと思います*2
常識は常識で大切。蝮の毒は蝮で直すが、劇薬は劇薬。

横河のダンマクでも思いましたが、アディクトって、決していい意味じゃないです。
そのクラブに依存してる、精神的なのか肉体的なのか金銭的なのか分かりませんが、
依存してる、嗜癖という意味で考えても、それがネガティヴにしか、私はとれない。
日常のトラブルや不運を試合の勝ち負けのせいだと転嫁するくらいなら、
まだかわいいですが、例えば遠征の交通費をキセルして不正に浮かそうとしたり、
入場チケットを学童の半額のもので突破しようとするなど、
クラブを真に愛するならやっちゃいけないことを、
クラブ応援の大義名分で自分もごまかそうとする、本当にしょうむない人を、
「依存」という言葉は連想させてくれます。
(多くのクラブでそういう話を聞いたことがないので、架空の話だと思いますが、ムニャムニャ)

もともと栃木というクラブは好きで、専スタであるグリスタの雰囲気も、
スイカップを昇格後いきなり挿げ替えるドライさも、しもつかれU字工事も、
今回がっぷり四つに組んだ攻撃サッカー
(しかも3−5−3対4−4−2)をやってくれたことも、
近藤祐介選手の、どすどす走りながら目端の利くプレイも、ジャンボも好きですので、
ちょっとアディクトという言葉は、我ながら神経質すぎると思いつつ、ピティーでした。

終盤、とにかく同点にしてしまえば湘南のプライドは砕ける、
プロの意地に賭けても連勝だけはストップさせてやらないと、
という栃木の意地と、
かわそうかわせるかやれるのか逃げれるのかみたいな湘南の想いが交錯し、
非常に濃密な時間になったと思います。
序盤、1点目が入る少し前の連続展開が、今季湘南攻撃の真髄みたいな感じでしたが、
やはりアタマが働いてるつもりで視えてなくてバックパスみたいのが増えて、
永木が2点目直接決めた僥倖があって、よかったと思います。

社長のPHOTO日記にもありましたが、連休で長野は八千人動員してるわけですから*3
(松本は一万三千人)裾野をどう広げていくか、広がってほしい、
と思いました。ブーイングだけは2度のJ1の洗礼で、少しサマになった、
というか、ブーイングしない方針ではJ1でやられる、
水が高きより低きに流れるのはよくないがこの場合仕方ない、という感じなのだな、
と思っています。

あと、今季初めて平塚観戦したので、田子千尋さんの不在を知りませんでした。
*4誰がやっても、DJポリスみたいのは難しい。以上