『父を探して』(原題:O Menino e o Mundo)(エイゴタイトル:The Boy and the World)劇場鑑賞

公式 http://newdeer.net/sagashite/

五月五日は菖蒲湯に入ろうと思いまして、それまで時間繋ぎに映画を見ようと思い、
ジャック&ベティが木曜日で千円でしたので、それで観た映画です。
牡蠣工場*1も蜃気楼の舟*2も終わってたので、
ストレイト・アウタ・コンプトン*3でも観ようかと思い、それは別の映画館でしたので、
これを観ました。いずれそんしおんがかりやるそうですが、下記は見なかった。

下馬評はたいそうよかったので、実は期待してみました。
クオレに出てくる母を訪ねて3,000里からつけた邦題なんでしょうか。
猟奇的な彼女で、タイムトラベラーの彼女がジジイに逢う場面で、
孤独死した知人がとても感心していましたが、この映画もそういう仕掛けなのか…
ただ、とてもぽやぽやしていて曖昧なので、キックが弱かった気がします。

インダストリアルシビライゼーションのあたりで寝てしまいました。

あとはアニメーション、というかイラストを描く時の覚悟の問題として、
鼻と口を省略するのは、砂糖と大蒜に頼った料理のように安直になる危険性があり、
それとどこまで戦い抜いたのかが、ちょっとクエスチョンマークと思いました。
白い画面との戦いには、完遂して勝利したと思います。
漫画は白いくせにアニメは白くない大友克洋には学んでほしい気がします。
あと、白いワニとか言ってる江口寿史にこのアニメのキャラデザさせて、
JKが父を探して、にしたら、爆発的にヒットしたかもしれないと思いました。

あと、直毛の母親がよく分かりませんでした。
なんとなく田中マルクス闘莉王のママみたいの出せばよかったのにと思った。
セリフは、疑似言語だから字幕がつかなかったのかと思いましたが、検索してません。
以上

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