(0) 今日も献血に来ました。コレステロールが低くなってるといいです。そのためにペヤング超大盛りを控えて、肉も控えて、ひさかたぶりに魚中心で数日暮らしました。数日じゃダメかな。
(1) 川崎市民ミュージアムの諸星星野トークイベント、私は落選しましたが、当選した方から、便概を頂きました。マニアの世界からギリギリ外れてなくてほんとうによかった。
星野之宣×諸星大二郎 特別トークイベント | 川崎市市民ミュージアム
司会夏目房之助による日本漫画史のアウトライン紹介がメインで、漫画史といっても、ビッグコミック五十周年記念企画ですので、当然始まりは鳥獣戯画とか岡本太郎のパパとか新宝島ではなく、辰巳ヨシヒロの劇画宣言を以て嚆矢とし、東京五輪と同年にガロと平凡パンチが創刊され、1967年の週アク、ヤンコミ創刊を経て、1968年、満を持してビッグコミックが創刊された…という、劇画史に焦点をあてた構成になっていたそうです。1968年、諸星19歳、星野14歳、夏目18歳。
予定時間を三十分延長してのロング講座だったとか。両☆初顔合わせが1985年の対談とのことで、たぶん双葉社スーパーアクションの西遊妖猿伝ムックじゃいかと思います。これは手塚治虫も参加の鼎談になっているわけなのですが、オサムシ参戦は急遽決定だったそうで、さすが新人への嫉妬と、98%不成功に終わる新興才能潰しに余念がない。市民ミュージアムの数日後に突然天声人語に手塚治虫の嫉妬して悶える伝説が出てきましたが、執筆者もトークイベント行ったのかなあ。ムックの鼎談では、その場に不在の大友克洋について、疲れると人物の顔が大友調になる、みたいなトークがあったです。
今回はどんな話が飛び出していたのか。本に起こしたら、学術書の二割増しくらいは売れるかもしれません(つまり売れない。うそ)ウェブの数ページで済む分量ではなさそう。参加者全員がゲットしたミニ色紙も見ました。人間生きてると、ときどきいいことがある。
(2) 眼鏡屋から歳末&決算クリアランスセールの広告が来ましたが、黄緑色のフレームはなさそうです。最近ほかの眼鏡屋も数軒覗いてみましたが、私が昔行ってた店だけでなく、全般的に眼鏡高くなってるんですね。もう五千円で一個作れる時代じゃないのか。デフレ脱却。
(3) ミズノの靴を買って、例の2つ穴の結び方を、以前テレビで見たのですが忘れていて、その結び方にしてる野良仕事用の靴を探しに下駄箱に行くのが億劫で、安直に検索したら、アシックスが説明していましたが、公式より、アクセス数が生死に直結するウェブニュースのほうが分かりやすかったでした。
靴の取説にも書いてないし、各メーカーの公式が検索結果上位に出ないというのは、靴というオサレツールが、如何に今までクチコミにいろいろ頼ってきたかということだと思います。靴ひもだけでなく、裾や衿をを出すか出さないかとかネクタイの結び方とかマフラーの巻き方とか、もろもろ部活や近親者に聞くべきことだったのだろうと。でも今、オフラインの交流は交流として、ファッションはネットで買う人のが多数派を占めそうな時代が直近かもしれず。昨日も学生街で食事してましたら、隣のカップルというかアベックというか学生とおぼしき男女が「服はメルカリで古着」とかそんな会話してました。だからメーカが手取り足取りというのもヘンですが(中古家電やジャンクパーツをメーカに修理問い合わせするようなもんですし)、でも少なくとも穴開けて売ってんだから、穴のコレクトな使用法くらいは説明してもよいかと。
一面のひこばえの向こうに丹沢大山。
おやすみなさい。よい夢を。