編集協力／由木デザイン カバー、表紙デザイン／シマダヒデアキ、荒川絵利(L.S.D)
コミックス編集 柳田かな子 担当編集 林士平
この漫画がすごい一位ということで、三巻まで読みました。中表紙はグリーンブックではないと思います。Dr.スランプでもない。偽装結婚の夫（スパイ）を疑う義弟（国家保安部）という展開で、ああ、これは面白いんだろうな、と思いましたが、わりとすぐドッジボールとか、私立小学校での表彰狙いメインになってしまうので、少し寂しいです。今の学生は、昔とは比べ物にならないくらい推薦狙いが多いので（また推薦枠が広く、おとな社会が、数多くの子供たちを、一般入試の受験戦争抜きで合格させようとしてるんだろうと思います）こうした表彰狙いが共感を得るのかもしれません。
頁33と頁38の、キスシーンの主客転倒の天丼見開きは、じゅうぶんな見せ場だったと思います。前者のヒロインの口のかたちなど。
ヒロイン（義母アイコのほう）は、ノースリーブや鎖骨むき出しの服が多く、それに関しては先日見た映画「隠れビッチやってました」で、清楚を装ったエロツールと切り捨てられてましたので（鎖骨でなく肩甲骨だったかもしれない）そういう目でこの漫画読んで須磨線と思いました。21世紀パパ活狂時代。
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「少年ジャンプ＋」2019年39号41号43号45号51号2020年1号と週刊少年ジャンプ2019年47号（出張読切）収録。おまけまんがなし。
偽装結婚の夫（スパイ）を疑う義弟（国家保安部）は、なんとなくデスノートのいちばん盛り上がったくだり、エルがメンをさらして東大入学してくるあたりを思い出したのですが、なかなかこの設定を活かしたお話を作るのも難しいと思いました。最後は巨大でやさしそうな過去のありそうなワンちゃんが出てくるので、銀玉かなと思いました。その辺で、先が読めるからいいやとなった人の意見も間接的に拝聴しましたが、さて、どうか。仮にも一位なので、予想の斜め上を行くと確信しています？ 同じ出版社でランキングに並んでいる『鬼滅の刃』は読んだことありません。以上
