初出は月刊モーニングtwo2019年8月号~2020年2月号。ほんとにこの六月、七月は漫画の新刊が多いです。今日帰宅して発売情報を知人からのメールで知り、慌てて近所の書店に行ったら、二冊も置いてあったですwww かつてスーパーアクションとアクションキャラクターという二つの雑誌を休刊に追いやった?漫画がこんな、飛ぶ鳥を落とす勢いのわけがないという。地に走る獣なし。
装丁・口絵デザイン/シマダヒデアキ(I.S.D.) なんか、テンジュの国とか、(他社ですが)乙嫁語りとかと共通するデザインのカバーだなと思いました。
最近読んだ漫画の帯がことごとく表紙を殺さない出来でしたので、この本の帯に関して、表紙の煽り文句を潰してるわ、マーブリングの意味はないわで、なんだかなあと思いました。作者の中国取材は、河出から本が出ましたし、渋谷のHMVで展示会もありました。その本にも収録されたカラー見開きがこの本にも入っていて、それで税込価格が八百円台です。
帯をとったカバーの文章と、カラー見開きの前後ろについてる中表紙と目次。なんだろ、このマーブリングと絵は。
高昌国の麴文泰が漢人と云うことを忘れていて、読んでいて、ドンガンみたいなものかなあとか思いました。レビレート婚、そんなに強調しなくても。
しかしそこで唐というより中華、と、中華を強調されると、いやー唐も隨も武川鎮軍閥、関隴集団で、漢とも鮮卑ともつかぬ集団から出でて漢土を統一したわけですから、当時を指してそんなに漢胡の区別を言い立てても、建前と本音がありましょう、と思いました。
牛魔王、沙悟浄登場時に似てると思いました。あと、何かありましょうか。たぶんないですね。以上です。
【後報】
講釈師がマスクしてました。パソウコンをいじってる時以来でしょうか、こうして時を超えるのは。パソウコンをいじってる(ブラウン管モニター)は、ノホシの2001夜物語のパロディ場面だったような気もしますが。もう覚えてません。
(2020/7/26)