『舞妓さんちのまかないさん 24 』"Maiko-san Chi no Makanai-san" vol.24(ANIME "Kiyo in Kyoto:From the Maiko House")(LIVE ACTION "The Makanai: Cooking for the Maiko House." )(少年サンデーコミックススペシャル) SHŌNEN SUNDAY COMICS SPECIAL 読了

8月18日夜、手すきの時間に読みました。風が吹いて爽やかでした。

この巻もラス2話除いて過去回想編です。例の、コロナカの祇園を襲った#metoo騒動を避けたわけではないと思いますが、この「思います」は本心を決して出さない京都人の「思います」です、勿論。

私たちはもう一度この場所で出会う。Netflixにて是枝裕和総合演出による実写ドラマ好評配信中です!!!小山愛子

帯。来世とか輪廻転生とか地縛霊が呼んでるとかではないです。

舞妓さんになっても、 一緒に走り続けるふたり。 互いに無くてはならない存在となりますが…… ある「異変」が2人の関係に大きな変化を―― 今の屋形「市」へと繋がる物語、その結末。

帯裏。鴨川のほとりにたたずむ回が多かったです。天丼に次ぐ天丼。余白を埋める作者トークも、一度一切語らずイラストだけの巻を出してみて、読者にありがたみを感じさせてみてもいいかな。問い合わせ殺到で釈明に追われそうだからヤダ、になるかもしれませんが…

  週刊少年サンデー2022年第45號、第47~49号、2023年第1号~第4・5合併号、第7号~第9号、第12号掲載。

●ILLUSTRATION/小山愛子(作者)
●DESIGN/徳重 甫+ベイブリッジ・スタジオ
連載担当/水口岳丸
単行本編集/水口岳丸/久保田滋夫/布瀬川昌範(アイプロダクション)
企画協力/三枝桃子

あと、男衆のお兄さんが異様な存在感。

左はカバーをとった表紙。

裏表紙は踊りのうまい方。

カバーが現在で、表紙がキラキラしてる頃、と読者に思わせて、巻末描き下ろしオマケまんがで「うちら永遠にキラキラや」といわせて〆。

ぶっちゃけ、京都に血縁も地縁もない神奈川娘が中高年以降も祇園花街に居残るための、最善の策に出たと思えば。「みんな、あん人が屋形乗っ取ったいうたはりますえ」「みんなて誰や、人聞きの悪いこといいなダボが!」

茶店でランチもいいのですが、フランソワーズとかいろいろある京都の名店も、いつか終わりが来そうで、なら京都人が実は一番好きな焼肉という展開ではどうでしょうか。私は京都の店が麤皮だと思ってましたが、それは神戸で、木屋町イナバウアーのほうのあらかわだった。二度も行ったことあるのに、スミマセン。しかも二回とも人のリーオゴ。

バトルスタディーズ初期のライバル校は京都平安がモデルみたいでしたが、時代は変わった。松坂が完封したのは京都成章。そして立命館宇治

いずれにせよ、鴨川のほとりに佇んでいても、「タバコめぐんでくれへん?」と話しかけられない人もいるんだなと思いました。私は、話しかけられる方だった。

さて、それで、この漫画も感想を書き終えたので、実はアクセス数が地味に多かった、アンサングシンデレラの8巻以降を読んで感想書いてみたいのですが、どこにあるか分かりません。その辺に転がってる気がしない。残念閔子騫です。あの漫画の私の読書感想の何が受けたんでしょう。反ワクチン派かと思いましたが、そうではなく息子を虐待するサイコ父への素直な感想(トー横のパウルとかぶせたんでしたか)もしくはムスリムの診療について中村医師が講演で言ってたことを載せた箇所。謎。以上