アニメはNHKワールドなので英語版があっから、英語タイトルはそっから。
一巻くらい読むの飛ばしてるかと思いましたが、飛んでないかったです。めずらしい。
週刊少年サンデー2020年第13號、第31・32合併号~第43號掲載。
●ILLUSTRATION/小山愛子(作者)
●DESIGN/徳重 甫+ベイブリッジ・スタジオ
連載担当/庄司昂平/田地野茜
単行本編集責任/久保田滋夫
単行本編集/庄司昂平/田地野茜/布瀬川昌範(アイプロダクション)
企画協力/三枝桃子
記憶がおぼろげですが、青森でも十和田のほうでしたでしょうか。こんなに雪深くてインカ帝国ってくらい、帰省時は積もっています。グレタ嬢談「地球温暖化ガー」
(1) キヨちゃんという娘は、厳冬の青森でもほっとぱんつ一枚でなまあしなのですが、さすがにおかしくないか。マンガのコードというか、お約束としても。服装や髪形を変えてはならぬというルールをドラゴンボールやスラムダンクなどのジャンプ陣が長い時をかけて変えてきたはずなのに、このサンデーワールドのこの子は、どうしてまた。舞妓や芸妓は髪を結ったりおろしたり、着物と私服で変化があるのに、どうしてこの子だけ。おかしな野郎が「あの女絶対誘ってんで」とナンパしてこないわけがない。
(2) すーちゃんという娘は、母親との会話でも京都弁で、京都人になりきろうという鉄の意志なのかもしれませんが、周囲のリアクションがまったくないのが不思議。「なんで関西弁しゃべんの? へんじゃん」というリアクションが同級生からあってもおかしくないのに。あと、戸来さんという苗字があかされ(前にもそう書いてあったかもしれませんが、忘れてます)キリストの生まれ変わりの家系なんだなと思いました。回想場面では、親と標準語で会話してます。
(3) 女性陣二人の、(1)(2)のアクのつよさに比べると、健太というコック見習いの少年は特にありません。頁102で、おしぼりを巻いてる場面がよかったです。京都の飲食店って、ビニル袋にいれたままおしぼりを客に出すと、風情がないとかなんとかなんとか言って、わざわざ納入されたものをパン!パン!と音立てて割って、巻きなおしてしめらせて、保温したり冷やしたりしてた老舗もございましたが、コロナカでもまだそれやってるんだろうか。私はこれ京都の風習だと思ってたのですが、今の職場でも、炎天下の勤務者へのねぎらいとして、そのへんでドカ買いしたフキンを手巻きで巻いてしめらせて冷蔵庫へ保存して、要所要所で配って回るというサンビス業務がかつてあって、その指示者は、どこぞの飲食店での修業経験があるに違いないと私は睨んでました。その人の栄転後、すぐ男所帯にウジがわくで、マンドクセ的にその業務はなくなりましたが、こういう気配りって、バイナリーとかなんとかと全く関係ないと私は思ってます。かわいいものが好きとか、そういうのは紅楼夢で女もののオモチャしか手に取らなかった賈宝玉的に、LGBTQの中でいろいろあるかもしれませんが、ガサツとまめさ加減は、性のマジョリティーマイノリティーと全く関係ない。私の結論。
ピンポイントのイラストならブログに載せる許容範囲かなと思ってましたが、ここまでレベルが高いと、次巻からはよしにする気もします。
(4) 帰省ラッシュ時の新幹線自由席が座れるとはびっくりです。東京でいちど乗り換えもせんならんし、大変だなあと思います。伊丹や神戸から三沢や青森に飛ぶのは、どうなんだろう。LCCで関空。いやそれは遠い。
(5) 屋形のまかないがカレーNGとはしりませんでした。
(6) 京都の飲食店は、正月期間は特別料金でバカ高いので、屋形のおかみさんは、贔屓筋のリーオゴでなければ、外食しないだろうと思いました。くろうとなんだからパパ活ではない。
(7) イギリストーストは食べたことありません。レモン牛乳のようなものでしょうか。
(8) 冬の夜の満天の星空はよかったです。
以上