今週のお題「テレビドラマ」例えば『銭ゲバ』

今週のお題「テレビドラマ」

銭ゲバDVD-BOX

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ヤフコメなんか見てると、テレビドラマという題材では、
ほんとあけすけに恥知らずな工作が大手を振ってぶつかりあってて、すごいなーと思います。
関係者が全然マスクしないで参戦し続けてる感じですよね。
で、マツケンは、たぶん、このドラマと、このあとの映画カムイ伝で、
こいつほんとにエル=レフティだったんだってことで、いらぬ国士様まで呼び込んで、
清盛の大乱戦大混戦が始まったんじゃないかと思っています。
それくらいこのドラマは、私のようなお子ちゃまの考える貧困対富貴を可視化してくれました。
ベラという魚*1を知ったのもこのドラマでしたし、
椎名桔平ミムラという役者を知ったのもこのドラマ。
カロンというお菓子を知ったのもこのドラマでした。
要するに、『ザ・ムーン』とか『デロリンマン』とか『銭ゲバ』を実写化すると、
こういう世間知らずのおかしな人が食いついてくるんじゃないですかね。
カロンタワー裏拳を二度と忘れない、
最終回で主人公の傷ついた目に見える世界を初めて明かすのはちょっとズルい、とかね。
「お子ちゃまの考える冷酷な世界」を描き切った点で、これはなかなかのドラマだったと、
思っていますよ。