- 作者: 南條竹則
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: 単行本
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別の専門分野に進んだけれど、もともとが書香の家の人なので漢文に詳しい、
てな人なんだろうなあ、と、この人について推測してました。
湯川秀樹さんとかそういうお家の典型ですよね。
幼少から素読に親しみ、
ご兄弟に貝塚茂樹と小川環樹っちゅうバリバリの中国畑の学者さんがいやはる。
あとは、桑原隲蔵はんのお子が桑原武夫さんいうことくらいしか知らはらしませんけど。
でも、この作者について、検索してもそういう情報は出てこないですね。なんでやろ。
まさに、どうでもええやんかそんなこと、だから出てこないのかなwww
この本の第8話はかなり尾羽うち枯らした感じで、えっ大丈夫、と思いましたけど、
そのあとに出した本のタイトル見たらなんかしんきくさかったのでさらにそう思いましたけど、
- 作者: 南條竹則
- 出版社/メーカー: 集英社
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ぜんっぜん心配することないわ、と思いました。
2012年にも揚州に行っていろいろ食べてきたっちゅうことなので。
そうそう、この本のあとがきで、福島にいるってあったので、
3.11の後どうしやはったんやろって思いましたけど、
上記のパブインタビューでは山形の赤倉温泉で翻訳してたってあって、
で、作者名と福島で検索してもなにも出てこなかったので、それも考えるのやめました。
学習院の非常勤と執筆活動の収入でよくそんな優雅な…いや、考えない。けったくそ悪い。
さすが、Wikipediaで、平成の高等文化遊民を思わせる[独自研究?]と書かれるだけある。
まあそんなわけで、中央公論の「酔った心地」という連載だけ、
そのうち読んでみようかなと思います。
*1:〈あとがきのあとがき〉「温泉郷でブラックウッドを翻訳す」 南條竹則さんに聞く:http://www.kotensinyaku.jp/blog/archives/2012/04/002550.html