- 作者: イーヴ・ガーネット,Eve Garnett,石井桃子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/05/15
- メディア: 単行本
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読みました。
どうも私は岩波少年文庫がキライで、
それはローラ・インガルス・ワイルダーシリーズの、
「お父ちゃん」「お母ちゃん」というハードカバーと異なる訳にびっくりしたからです。
ゲド戦記もハードカバーで読みました。岩波少年文庫だとなんか貧乏くさい。
装丁とかが。
けど、ケストナーは岩波少年文庫で読んだかな。大人になってから。
階級社会イギリスで、初めて下層階級を主人公にした児童読み物だそうです。原作1937年刊。
あとがき 頁307
なお、この本に出てくるイギリスのお金はたいへんに数え方が面倒で、大人にさえ判りにくいので、一ポンドを千円、一シリングを五十円、一ペニーを五円、一クラウンを二百五十円として訳しておきました
そのまま書いた方がよかった気もします。
The Family from One End Street (A Puffin Book Book 35) (English Edition)
- 作者: Eve Garnett
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 2010/06/03
- メディア: Kindle版
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中流以上の人物として新聞記者や小説家、画家が登場しますが、
作者自身画家が本職であったことを考えると、実体験ベースな気もします。
また、ゴミ回収が多額の現金を拾って、災厄を怖れて落とし主に返す話は、
ネコババした場合の処罰や社会的制裁がそれほどキツかった、
弱者はそこまで締め付けられていた、と、左翼的解釈も可能と思います。
それくらいかな。総じて。
よい本と思いますが、日本の赤旗連載児童小説のほうが多少距離が近い気がしました。
- 作者: 古田足日,長野ヒデ子
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2001/12/01
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- 作者: イユンボック,塚本勲
- 出版社/メーカー: 評言社
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
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