『アイデアのつくり方』読了

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

これも、洋酒天国とその時代*1に出てきた本。
出版社:CCCメディアハウスってアマゾンには書いてあるのですが、
現物見るとTBSブリタニカです。何回か出版されてるそうですが、奥付の出版年が同じなので、
同じものだと思います。なんで出版社の記載が違うんだろ。
非常に薄い本で、武内均の解説入れても102ページ。しかも大きな活字で読み易い。
文三十文字×十二行/ページあたり。下に脚注用スペースあり。
これだけ薄い本は、サンタクロースなんているんでしょうか?以来です。
サンタクロースっているんでしょうか?

サンタクロースっているんでしょうか?

Yes, Virginia, There Is A Santa Claus: The Classic Edition

Yes, Virginia, There Is A Santa Claus: The Classic Edition

でもこれだけ薄い本をはてなの人だけで九一人も購入してるんですよね。
ハウツー本てすごいですね。要するにアイデアの作り方を五段階にわけて、
あいだをスッ飛ばさず一段一段階段上ってやれよ、第一段階の資料集めと、
その分類はおさおさ怠るなよ、って本です。むかしなので、
梅棹忠夫並みにカード式の分類奨励してますが、逆にIT時代の分類とは、
どんなもんなんでしょうか、誰かベストセラーで紹介してくれないかと思います。
知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

要は人類第四の発明、検索を最大限生かせればいいわけですから、
テキストベースでもなんでもよくて、各ファイルをフォルダ内で特大画像表示にして、
縦横無尽に並べ替えて思索に耽って、大陸移動でもなんでも発見出来ればよいのだと、
思います。それだけではこの本もありがたみがないですから、それ以上知りたければ、
詳細この本見ろよ、という本の紹介があります。
当然ですが、いきなり読書難易度があがるので、皆涙目、というか、読まないでしょう。
そんなもんだ。ハウツ―本の読み手は時間がない。新宿の女は気が早い。
有閑階級の理論 増補新訂版 (講談社学術文庫)

有閑階級の理論 増補新訂版 (講談社学術文庫)

科学と方法―改訳 (岩波文庫 青 902-2)

科学と方法―改訳 (岩波文庫 青 902-2)

頁34
 この資料を実際に収集する作業は実はそうなま易しいものではない。これはひどい雜仕事であって、私たちはいつでもこれをいいかげんでごまかしてしまおうとする。原料を集めるマテリアル・ギャザリングために使うべき時間をぼんやりとウール・ギャザリング過ごしてしまったり、体系的に原料集めをやる代わりに霊感が訪れてきてくれるのを期待して漫然と坐りこんでいたりする。

しかも酒飲んじゃったりしてね。タバコもひっきりなしで。そこで走ったり出来る人は、
当たり前に走ったり泳いだりして気分転換出来るんでしょうけれど。以上