『湘南 いそいそ家飲み日記』 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)読了

昨日思ったより早く石川達三を読み終えたので、
何か補充をと思って平塚競技場に一番近い?本屋のツタヤに行き、
立ち読み用のビニルカバーなし本をぱらぱらめくっていたら、
最後まで読めてしまったのでそのまま棚に戻してしまったという、
そういう本です。コマ割りのあるマンガではなく、
イラストと文章を組み合わせた構成でしたので、
それで食指が動かなかったのかもしれませんが、ちょっと申し訳ないです。

基本、夜飲むときのツマミを朝から夕方まであいまあいまに買って、
仕込む生活を活写してますので、その生活リズムがここちよかったです。
飲みは夜。自営業に必要な時間のしばりかたですね。

生ワカメや生しらす、名前の聞いたことない巻貝などが湘南らしく、
おいしそうだなと思い読みました。
湘南は山の幸も豊富とあり、確かに自分の知っている茅ヶ崎はイモトを生んだ文教大のある、
山奥の、昔はむささびやももんが、山犬がいたところでしたので、
そこも面白かったです。紫蘇と蕗は自家栽培に成功したが、茗荷がまだ出来ないくだり。
いつか時間がたてば、茗荷も増えてくると思います。

海の方の農家は、野菜直売所への出荷を組単位でやってると聞いてはいたのですが、
忘れていて、今回この本でちゃんとそう書いてあって思い出しました。
個人単位の出荷のほうが気楽でいいと思うので、よく組単位で継続出来てるな、
と改めて感心しました。

しめさばや生ガキが、あたってしまったのでその後NGメニューになったくだりは、
考えてしまいました。
私は何か特定のモノにあたったことがないので。
単なる好き嫌いとは違うし。酒とも違うし。減塩や糖尿食とも、また違うわけだと思いますし。
以上