『東京 朝から飲める店 昼から飲める店』読了

東京 朝から飲める店 昼から飲める店

東京 朝から飲める店 昼から飲める店

ムックかと思ったら、B6版の普通の本でした。
アペリティフとしての昼酒まで視野に入れて、
バール的な店、タベルナ的な店まで取り混ぜて紹介しようという
コンセプトは分かるのですが、
それとまるますやしょん横みたいなディープな世界を
一緒くたにするのはやはり無理があったと思います。

切り口というか、文章が、批判されないために浅いガイドラインで書かれており、
どこかそらぞらしく、額面通り文章のオススメを受け取れない気持ちになりましたが、
自分がひねくれてるだけなのかなあ…

連続飲酒への危険について、この客層なら大丈夫この店の雰囲気なら大丈夫、
と、特に詳細に何かを書くわけでもなく断じて流してしまうのがいかにもでした。
この辺、まるますの店員の厳しさとか、食の軍師の番外編はキッチリ描いてましたよ。

食の軍師(3) (ニチブンコミックス)

食の軍師(3) (ニチブンコミックス)

金太郎飴みたいに、どんなジャンルの店でも似たり寄ったりの紹介文で、
「怒涛の酒飲み隊」メンバー紹介も代表者の紹介もナシ。匿名のまんま。
この本が、図書館で借りれたことがびっくりです。税金…