公式:http://saiyu-movie.com/index.html
なんで北京語なんだよ広東語でやれよ!と思いました。
広東語では水を得た魚のように喋りまくる周☆チー、ガンガーガンガー五月蠅い。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ホウドゥオは“好多”ですかね。
百度:http://baike.baidu.com/subview/9632495/10142686.htm
PG12指定を受けずに如何に残虐描写を充実させるか、に専念した一面もあり、
開始5分で大泣きに泣く子どもをひっかついで退席する家族が二組ありました。
(後報:よく見たらPG12指定されてましたww
親が説明出来ればマンイーターが次々殺戮する描写も児童視聴可ww)
三つ子の魂百まで。子どもと女優に辛い☆爺の性格は死ぬ迄直らない。
しかし、そんな彼も簡体字で“周星驰导演作品”とクレジット入れられる始末。
彼は、醤爆と同じくらい北京語がヘタクソですが、原籍:浙江省寧波なので、
その辺のウックツも並みでないとかねがね思っています。
私は、彼は国共内戦で香港に逃げた国民党関係貧乏集落の二世じゃないか、
と勝手に思っているので…
要するに、彼はホンコン生まれの二世なのでカントニーズネイティヴですが、
血統は上海とかなので、呉方言なり南京官話なりが喋れなくなってしまったことに、
コンプレックスとメメント・モリがてんこ盛りという… 気がします。
出世作のゴッド・ギャンブラーにしてからが、
大陸から香港に来た出稼ぎ青年が、その超能力を生かして、
バックギャモンだかバカラだかブリッジだかの世界大会で勝ち進み、
中国(中華民國)代表として地元英領香港代表に決勝戦で勝つ!という話ですからね。
“中华人民共和国”代表じゃないですよ、正統中華である中華民國代表!
画像借りれなかったのでURL↓
http://baike.baidu.com/picture/153306/8335812/0/8c1001e93901213f3133892556e736d12e2e95c3#aid=0&pic=8c1001e93901213f3133892556e736d12e2e95c3
百度 賭聖
http://baike.baidu.com/subview/153306/8335812.htm#sub8335812
その☆版ゴッド・ギャンブラーが、続編のタイムスリップ日本軍対決編は安易に入手できるのに、
(川島芳子が出てきます、ゴン・リーもいたかな?)正編がよく分からなくて、
百度でもハングル版VHSパッケージでお茶を濁してるのがまさに21世紀の悲しい現状で、
☆爺が北京語流暢に喋れれば映画史はだいぶ変わっていたのになあ、と残念でなりません。
長江7号のインタビューで、ウォイエンダホワ、ビィダールーダイエンユエン、
ビジャオピエンイーとか私と同レベルの北京語で話していて、もう何が何やらでした。
いとうせいこう監修の字幕も、朝三暮四とかいろいろ四文字熟語喋っているのを全スルーで、
よくないと思いました。食神で、あまりのおいしさに羽化登仙したオッサンが、
味の表現をしているのがいつのまにか漢詩朗読になって、
「舉頭望明月,低頭思故觶」と広東語でつぶやくといった味を、大切にしてほしい。
“駆魔人”を「妖怪ハンター」と訳すのも、たいがいにしてほしい。
ウォッチとハンターでは、まるで意味が変わります。
ヒルコやはなれの住人は連想しても、富樫なんか連想しない。
香港的には、三上博史とユン・ピョウの映画孔雀王の退魔士のイメージがあるから、
妖怪ハンターはやはり違うと思います。
映画 孔雀王
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%94%E9%9B%80%E7%8E%8B#.E5.AD.94.E9.9B.80.E7.8E.8B_3
その孔雀王の演技で、三上博史が香港スタッフに嘲笑されまくった話も思い出します。
その香港映画も、いまやって感じ。この映画が北京語だとは、全然知りませんでした。
昨年見損ねた『毒戦』なんかもそうなのかなあ。
言いたいことはいくらでもあるけど、タイムオーヴァー。あとは後報。
【後報】
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【後報】
http://www.dailymotion.com/video/xzyj87_%E8%A5%BF%E6%B8%B8-%E9%99%8D%E9%AD%94%E7%AF%87bd%E7%B2%A4%E8%AF%AD%E4%B8%AD%E5%AD%97-part-1_shortfilms
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22021446
(2014/12/11)
【後報】
上のように動画が乱立した状況で、
公式
中国では2013年に公開され、興行収入200億円超をあげて年間興行成績1位を記録するメガヒット作に。
と言われても、それって、
観客がみんな、ちゃんと
正規料金払ってたらこれくらいだよね、
みたいなアドバルーン、
金主向けのパブ数値じゃないの、
と思いました。
最初に見たのは渋谷で字幕。
最新の映画館はスマホ向け
自動予約発券機が充実しており、
有人切符販売は2ブースのみ。
グッズ販売コーナーは
ありませんでした。
そんな時代なんですね。
観客は三十人ほどでした。
吹き替えだとどうだろうと
休日朝の回行きましたが、
子どもはいなかった。
中学生が少し。
で、吹替鑑賞後、他の人から、
「メイドインチャイナ安全だ!」
って台詞はチャイ語でもそう言ってた?
と訊かれ、つべなんかに上がってる
限りでは言ってなかったのですが、
劇場だと違うかもしらん、
と思い再度新宿で字幕版鑑賞。
やっぱり言ってませんでした。
あと、吹き替えと字幕の違いは、
段小姐の非識字発言「字を知らない」
を「字は苦手」にしてた。
ジャッキー・チェンだって
昔は非識字者だったんだし、
(Wikipediaに書いてありました)
そのまま訳せばいいのに、
と思いました。
あと最後Gメン75のところで
日本語だけナレーション入る。
「次回の講釈を」とか、
妖怪ハンターという単語といい、
モロ☆を意識してると思いましたが、
だからかどうか知りませんが、
先の質問者から、
黄渤演じる孫悟空は映画妖怪ハンター*1
監督の塚本晋也にそっくりだとの
指摘を頂きました。的確!!
*2
最初の映画館はグッズ売り場が
無かったのでパンフ後で
買いましたが、せっかく人名を
すべて日本語読みしているのに、
「チーム・デュアン」は
残念だと思いました。
それに、カタカナあてるなら、
ドワンのが近いし。
宣伝で、鳥山明の絶賛コメント
出してますが、
そもそもハリウッド版
ドラゴンボール*3で、
後から意見全部不採用なので降りた、
ということになってますが、
当初はクレジットに入っていた
☆爺ですから、今回のこれで和解、
ということなのかな、
と思いました。
悟空が高校生とか、
いかにも周星馳っぽい
改変だと思ってるんですが…
このトシで高校生みたいな
ブレザーとタイの結び方とか、
絶対あやしい。
喜劇王*4で、
初恋初恋村下孝蔵の『初恋』
みたいなシーン入れた☆爺。
絶対フツーの高校生コンプ
あると思います。
この映画、勿論大西遊*5
知ってると、イーワンニエンとかの
台詞で、「出たよ」とか
言えますし、そのBGMで
少しぞくぞく出来るのですが、
じゃあ柔道一直線はどこで出たか?
とか、
トラとか沙悟浄とか、アン・リーの
ライフ・オブ・パイ*6を
相当意識してないか、とか、
大西遊を知らなくても十分
楽しいと思います。
大西遊はアテナ・チョウのほうが
いささか眠いので…
カレン・モクのほうは
天丼がとにかく大爆笑ですけれど。
パンフでは非常に柔らかく書いてますが、ワガママなんで一時期スタッフがみんな離れたとか、
カンフーハッスルとかミラクル7号の迷走ぶりを知ってるとうなづけるものがあり、
今回は共同監督のおかげでなんとかまとまったんじゃないかと私も思いました。
長江7号とか、コンセプト自体おかしかったですもん。大陸を知らない大陸人チャウが、
一生懸命シャオポンヨウメンとか大陸のガキに呼び掛けたりして。
一人っ子の小皇帝を頭で理解してターゲットにしようとしてものの見事に失敗。
今回も、シャオグーニャンとか、大陸じゃありえない言い回しが多少あり、
大西遊で西安滞在ロケしてるはずなのに食神で少林寺を河南省でなく
湖南省とするなど、致命的なミスを犯すくらい往時のチャウは大陸音痴でしたが、
今もあまり直っていないのかもと思いました。大陸の不動産業で儲けているはずなのに
なぜ大陸に疎いのか、それでも儲けられるのか、嫁日記の作者は、
なぜ嫁の生まれの東北でなく出稼ぎ先の深圳に住んだのか…
(少林寺については、たぶん粤語で河南とコナンの区別がつきにくいのかと
思っています。湖南省にも伝説の少林寺があった、みたいなこじつけ百度を
みた覚えもあるので…)
デブの突進とか、もう少し続くと香港人も呆れる暴走になりそうでしたが、
なんとか、なんとか許容範囲に収めた感があります。
ほっとくと、いくらでもVFXにお金じゃぶじゃぶ使ってまとまらないところを、なんとか〆た。
長江七号のヴィンセント・コクとか、少林サッカーの鋼鉄の体の人とか、
あと鼻くそ女装の人とか、みんなどこ往ったんでしょうね。あと養女。
大陸で周☆馳役の吹替えをずっとやってて、
本人のヘタクソ北京語以上にしっくり来ると大陸でもっぱらだった声優さんも、今回の、
オブラートが一枚あるような北京語の掛け合いには、ハラハラしたんじゃないでしょうか。
あの掛け合いは、☆爺くらい厚かましくないとハマらないのだな、と、
海洋天堂の子を見て思いました。そして。
子どもいじめについてはPG12破りで理解できると思うので、あともうひとつ、
彼が女優に辛くあたる点について考えます。
パンフ チャウ・シンチーインタビュー
僕はハッピーなラヴストーリーは作れない。
もうこれがすべてだと思います。今回スーチーと組んで本当によかった。
スーチーの気をためる演技は孔雀王の三上博史かと思いましたが…
何故か私はミシェル・ヨーとスーチーを混同してましたが、もう迷わない。
チャン・ツィイーやリンチーリンが☆爺と組むわけないし、
もうあとはルーシー・リウ*7くらいしかいない気がします。
過去に何があったか知りませんが、星爺もかたくなですよね。
私は、お金持ちだからあの容姿で女優やってるのかなと思ってるカレン・モクと、
☆爺が結婚すればよかったと思いますよ。彼女が一番頑張ったと思う。
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"So young"で監督業に乗り出したことを知りました。
喜劇王のセシリア・チャンは、カースタントかなにかで大けがしたり、
付き合った男が例のアレで、いまだに画像検索すると流出のエッチ写真が見れてしまいます。
別に☆爺とは関係ないですが、皇帝ミッションでおしどり夫婦を演じたカリーナ・ラウ。
彼女が、もともと広東のスポーツ選手で、いろいろ捨ててホンコンに来て、
その後香港と大陸の関係が逆転して、たぶん報道されないいろいろがさらにあって、
で、トニー・レオンとブータンで結婚式を挙げた、という人生に深く当時感じいりました。
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とても好きでした。以上
(2014/12/12)
【後報】
次回作もう作ってるそうですが、日本では劇場でやるか微妙な気がします。
こんな大々的にはやれないような。今回の入りもあるし。
で、CGは韓国と組んでるわけだし、日本との接点はGメンしかないじゃないですか。
そのGメン、'82のほうは、アゲインアゲインもう一度、という歌ですが、
どうなるんだろう。はてさて。
(同日)
【後報】
大事なことを忘れてました。
うわべのGメンに惑わされてはいけない、
ドラゴンボール改ざんの前科を鑑みても、
☆馳は日本が解明した西遊記の影響を認めないと思いますが、
今回の原案は、かなり中野美代子の西遊記観に影響を受けていると思います。
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玄奘三蔵のスペルマティック・クライシス、
童貞高僧の精液を手に入れることが出来れば不老長寿は約束されると信じる妖怪たちの、
目も眩むような争奪戦。お師さんを守る孫猪沙三人の行者たち…
まあ、認めないですね。玄奘のスペルマティッククライシスを発見したのが、
ザナドゥー中野美代子だってことを、星爺は。
星爺の北京語吹替え俳優さんの声は、↓こんな声です。
以上
(2014/12/21)
*1:
*2:http://bung-okinawa.com/2012/05/kotokointerview/
*3:http://ja.wikipedia.org/wiki/DRAGONBALL_EVOLUTION
*4:
*5: チャウ・シンチーのチャイニーズ・オデッセイ<其の壱> [DVD]
*6:
*7:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC