『ゴールデンカムイ 11』 (ヤングジャンプコミックス) 読了

裏表紙カバー煽り文句
反逆の情報将校・鶴見から逃れるため、
杉元一行は、釧路へ向かう。
一方、刺青人皮の噂を追って、
鶴見率いる第七師団は小樽へと。
待っていたのは電光石火の稲妻強盗、
艶めく毒婦・蝮のお銀。
北の最強軍団 vs 最凶夫婦、稲妻強盗編収録!
毒も蝮も稲妻も、
グツグツ煮込んだ和風闇鍋ウエスタン!
痺れるほどの感動を貴方へ贈る第11巻ッ!!!!!!!

帯文句は「テレビアニメ化決定!!!」ほか
Cover Design takashi suenaga
カバーめくった表紙/裏表紙は樹皮衣着たアシパ。

カバー折文句
カント オロワ ヤク サク ノ アランケ シネ カ イサム
【天から役目なしに降ろされた物はひとつもない】

全巻同じ文句かもしれません。

頁39はこのマンガでは実に珍しい濡れ場で、どくふのヌードです。
だからかしれませんが、後半、八回台詞の中で、ヌコチャウとゆう言葉が出ます。
そのうちの四回は頁167ひとページ。

頁157下のコマのアシパさんの顔は、誰かほかの漫画家さんへの、
リスペクトだと思うのですが、名前が出ません。

あんこう鍋。茨城。何度も水戸に行きましたが、一人でしたので、
食べたことありません。私は座間在住ですが、アレの執行猶予思い出したりして。

マムシの毒を吸い出すかのコネタはよかったです。
地方が違えば、アイヌも知らないエゾナキウサギアイヌ名というところで、
アシパさんの知識が無限でない説明も、まあそうかなと。

最凶夫婦というと、西遊妖猿伝で、おおいに脱線というか、
筆がイキオイに任せて進んでしまった、与世同君と扶桑夫人を連想しましたが、
そこまでの余韻は、週刊連載では難しかったか。あるいは、第七師団の各キャラを、
大事にし過ぎたので、夫婦がザコ的にぬっ頃されておしまいになってしまって、
ちょっと物足りないかなと思いました。西方に飛んでくとかそういうオチは無理ですが。

西遊妖猿伝 大唐篇(7)

西遊妖猿伝 大唐篇(7)

以上