相鉄瓦版256号特集で著者が紹介されていたので、読んでみましたツー。相鉄瓦版 256号 『目でみることば』読了 - Stantsiya_Iriya デザイン 佐藤美幸(keekuu design labo)DTP 川端俊弘 (WOOD HOUSE DESIGN) 編集協力 (有) taco studio 巻末に撮影協力各位と主要参考文献(ほとんど辞書、あと下記)

バラ肉のバラって何? 誰かに教えたくてたまらなくなる”あの言葉”の本当の意味 (講談社文庫)
- 作者: 金澤信幸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/14
- メディア: 文庫
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前巻の阿漕浦は行ったことあるのですが、この巻頁14の曽爾高原、奈良県と三重県の県境の、草木が風でいっせいになびく場所は行ったことないです。オーダイガハラとか、そういうとこなんかな。頁92の霞ヶ浦の帆掛け船は、見たことあります。
その次のページでは、セピアの語源で烏賊くコ:彡、わざわざスミイカを築地で買ってきて、おいしかったと書いてます。前巻で蓼買ってそれで鮎食ってうまかった、と書いてますし、一ページで一取材旅行、物品購入もそれなり、ってことだと、どこから取材費が出てるんだろうと思いました。筒井康隆は富豪刑事を書きましたが、富豪記者なのか、ひょっとして。(もちろん、カツカツなので記事化出来んかった、という裏話もたくさん書いてあるわけなのですが)
頁94、三重県亀山市にある、関宿の山車をさして、京都祇園祭の山車にはかないまへんえ、との意味で「関の山」というそうです。が、実際には関の山車はごうせいやし、例によって京都人のイケズやろうと思いました。京都人おかべたかしによると、イケズではなく「京都人の皮肉」だそうなのですが、いやー、これはイケズだろうと。このくだりは、カメラマンがあとがきで書いてました。
頁22、オケラの語源、私は、オケラは土にもぐって鳴くので、バクチに負けてすってんてんだと、はずいので姿を隠して鳴いてるからだと思ってました。バンザイ説とれるほど手でこの虫を握ったりはしたことないかったです。
頁34、「糸目をつけない」はアンコントローラブルというよりは安定しないの意味、を読んで、じゃ、「湯水のように」はどうなんだろうと思いました。加熱用の薪もおぜぜや労力がかかるでしょうに。
このシリーズはお店や会社の紹介も多いのですが、頁42の銀座の喫茶店は、老舗にしてはまた随分と洒落た名前だと思いました。カリオカ。
頁56、もののけ姫。
頁73、新潮文庫でお馴染み、ひもの栞を「スピン」と呼ぶとは知りませんでした。
頁89、指南車ほしいのですが、この会社のURLが、バニッシュしています。もう遅いのか。どのみちお金はないのですが。
以上