ビッグコミック2019年12月増刊号掲載(諸星大二郎劇場17 Morohoshi Daijiro Theater Vol.17)『月童ユエトン』-後編- 読了

12月増刊なので、12月発売だと思っていたのですが、11月でした。絵が、ベッドシーンの処理をデジタルかなんかで工夫してるのが新しいといえば新しいのか。『男たちの風景』だって、アナログで同じように処理していたじゃいか、と言われれば、あれは男女でこっちはBL、と、登場人物みたいな屁理屈を返すかもしれません。少林寺三十六房のような(ちがう)木人の人形ですので、肛門性交ではなく、ラマ僧がお稚児さんとやる時のような、スマタではないかなと思いました。前からの素股と後ろからの素股でチベット式モンゴル式が分かれると書いたのは誰でしたか(誰でもないかもしれない)道士や和尚でなく、老挙人が人形を見て、何が分かるんだろうという、そっちが気になりました。かつてそれに耽溺して、すべてを失った老人が、一晩借りに来た、という展開で、まずそれで老人が怪死すれば、そのほうが話として面白かったかもしれません。が、尾羽打ち枯らした老人が、権勢をまだそこそこ振るっているおうちから、愛玩具や召使を借りれるわけもなし、と。

他の話では、僧侶医師の漫画が、「映像化オファー多数頂いております」から、TBS系でドラマ化決定したそうで、伊藤英明中谷美紀電車男コンビ(違ったかな)なのはプロデューサーがフザけてるんだと思いました。

表紙が小泉進次郎で、セクシーがどうとか煽り文句書いてて、何かと悩ましい雑誌だなあと。小学館のこの編集も、クリステル好きだったのだろうか。

表紙の煽り文句

小泉純一郎元総理を父に持つことから「未来の首相候補」と期待され、8月には滝川クリステル氏との結婚を発表、その翌月には初入閣するなど公私共に一路順風な話題で持ちきりだった。しかし一転し、「ポエム」と揶揄される中身なき発言が議論の的となってしまった。彼は見せかけか、ホンモノか…政治家としての真価が問われている。

政策も、セクシーに? 

 藤子不二雄Aは伊集院静と知己。タキシード仮面。刀の漫画は、頭が大きい。ウーバーイーツ漫画あらわる。そんなところでしょうか。以上