茅野市尖石縄文考古館 再訪

茅野市尖石縄文考古館 - 茅野市ホームページ

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こんなとこでおま。日光街道ではありません。

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尖石 → 

建物に入らずに、まず尖石遺跡と尖石を見に行きました。

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針葉樹も紅葉するんですね。

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ほかにもボコボコ住居跡があったわけですが、整地されて、これだけ見物用になっています。そんでここはこんな感じで公園になってますが、以前は他のこのきんぺんと同じ、集落より標高が上の、八ヶ岳の麓の開拓畑だったのだろうと。

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黒曜石

これは館内の展示物の黒曜石ですが、これを削って作った矢じりが、畑を耕すといたるところから出て来て、お百姓からしたら農作業のジャマなので、天狗の爪とか、おてんとうさまのハナクソと言われていたと、たかしよいち『失われた日本』で読みました。(いや、天狗の爪は、サメの歯の化石か)

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☆☆☆☆ Jomon Heritage 星降る中部高地の縄文世界  JAPAN HERITAGE 日本遺産

ヒコーキ雲。松本行きの一日一便より遅い時間なので、富山か小松にでも行くのかと。

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尖石は沢の方に降りてゆくとあります。巨石信仰。鹿島神宮の要石みたいだと思いました。古事記だか日本書紀によると、鹿島のタケミカヅチは、諏訪のタケミナカタの両腕を、スモウとって、カンヌキかなんかでもいでしまうわけですが。カランバ。で、その巨石を、なんでんかんでん四本の御柱で囲ってしまうのが諏訪Style。お地蔵さんでもお稲荷さんでも、なんでんかんでん四本の柱で囲むよっ!(多少誇張しています)

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沢のほうは田んぼ、水田が作ってありました。放棄したおうちと、まだ耕してるおうち。

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散歩中や公園などで遊ばせるときは必ずリードでつなぎましょう! 長野県では動物の愛護および管理に関する条例により、飼い主には犬の保留(つないでおくこと)が義務付けられています。

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茅野市5000年尖石縄文まつり 第20回 宮坂英弌記念 尖石縄文文化賞授賞式

館内ではこんな催しの真っ最中でした。本来十月にやるはずが、台風で順延したんだそうです。

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うがい・手あらいをしよう 風邪予防

トイレまでジョーモンな尖石。

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宮坂英弌氏の発掘調査 家族で行う発掘調査 中央が英弌氏。後方左より長男吉久雄氏、次男長久氏、三男虎次氏、四男昭久氏

どこのボクサー兄弟かと思いますが、親子。こうやって写真を見ると、早婚早産だったんだなと。この写真の多分少し後に、奥さんがまずなくなって、その数年後、左の長男が、肺をやられたかなんかで、死にます。残りの兄弟はその後も父親を支え続ける。

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縄文人になろう!試着して!

よくもまあこんな恥ずかしがり屋の甘えん坊の子供をうまいこと縄文人にしたもんだと。

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「縄文が好きなようじゃね?」これは土器作成スクールの作品の、乾燥中のもの。

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毎週あずさとバスのりついで尖石まで行ける中学生って、ありえないでしょ。これも土器教室の作品。

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ドングリ食べろ教室用のドングリ。ドングリドングリといっても、日大時代の植村直己の仇名ではありません。平均寿命三十代の粗食を再現(でも、乳幼児の死亡率が高いから、それで平均すると三十代、って可能性もあると思います)

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これもスクール。人面ギョーザではなく、笛だったかな。

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Tidbits of dogu 土偶の豆知識 Dogu has about unique shape and lovely face. But Jomon's only pattern is one of he most charming features! Wearing pants and swim brief, get tattooed, designed Asian face and Lain face and soon. You can see the craftmanship at that time!Please see carfully! 土偶と言えば独特な形と愛らしいお顔が特長ですが縄文特有の模様も魅力の一つです! ズボンやブーメランパンツを履いたもの、入れ墨をした人や縄文系、ラテン系のお顔をしたものなど当時の職人のこだわりが見て取れます。 是非じっくりと観察してみて下さい!

ケアフルのスペル、"e"が抜けてます。

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タクシー呼ぶ赤電話の下に、何故か炭壺があった。

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平昌五輪では、たくさんのご声援ありがとうございました!今後も自らに挑戦し続け、更に飛躍できるよう、頑張ります!小平奈緒

これも撮っていいですか、と職員さんに聞いたら、もうめんどうだったのか「なんでも撮って」とのことでした。ほんまかいな。

そういうわけで、大英博物館マンガ展のカタログに、移転前のここが描かれた暗黒神話のページが載ってるので、もう私が持ってても仕方ないので、アレしてきました。こちらで要らなかったら、茅野駅前の観光案内所に、茅野が舞台になった漫画アニメ展示コーナーがあるので、そこに混ぜて、大いに異彩を放ってもらおうと。

しかし学芸員の世界はやっぱり学芸員の世界で、受付の方はロンドンまでこのマンガ展観に行ったそうで、学芸員の方は、マンガ展のキュレーターのニコール・クーリッジは、自らが館長を務める博物館で以前縄文展を開いており、その折に、『暗黒神話』含め、縄文を取り上げた漫画についてもひととおり精査しており、今回のマンガ展はそのマイグレを活かしたのではないかとのありがたいレクチャーを私にしてくれました。ほんとにこういうところで働いている人たちは面白いです。私は市井に活きるただの人ですが、こういう場所に行くと、浮世離れしてるので、心が洗われる気がする。

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乾燥中です。さわらないで下さい! 乾燥中です。さわらないで下さい!

これもどんぐり。以上