ポイント五倍になるはずのホニャコムで注文したのですが、書店受取りを選択したので、ポイント五倍にはなりません。それで、一巻だけまだ出荷されておらず、あんまり書店さんに長期間取り置きしてもらうのもなんなので、今日受け出して、二巻から読み始めることにします。
読んだのは平成29年4月の三刷。初出は月刊コミック乱 2015年12月号~2016年7月号。
[装幀]坂根 舞(井上則人デザイン事務所)
上のウィキペディアには、おっぱいの女性の油絵があります。ニュクスだそうです。
上のヤフーニュースを読んで、読んでみようと思いました。が、それは、次の巻から始まる感じです。
薄墨を使った絵柄なわけはないので、デジタル作画だと勝手に考えています。もしくは、原画はオールカラー。A5版の単行本に出来なかったのは、この薄墨のような効果が、小さい版だと潰れるからだと思いました。連載中に熊本地震があったので、この巻のさいごの回の扉絵は、主要キャラが炊き出ししてる図です。真ん中くらいの回の扉絵は、主要キャラが戦国時代にコスプレしてる絵。
大浦慶という人は、実在してるように、作者が回と回のあいだに手書きで書いてるコラムにあるのですが、検索してません。青貝細工というか、家にある螺鈿(ベトナム製)の写真を載せようと思いましたが、見つかりませんでした。たぶんもう出て来まい。
なんだろう、酒を断つ前のマンガも注文未入荷なので断言出来ないのですが、それなりの絵のしたに、大友克洋っぽい顔の描き方が埋め込まれてる気がします。ヒロイン限定で。ガンジーという人は荒川弘っぽい絵ですが、流行というか、ほかにもたくさんそういう絵を描く人はいるので、特になし。
頁92で、「支那」という単語を出していて、私は「支那」ということば自体をどうこう言うつもりはありませんが、時期として、この時期(明治十年?)に「支那」という単語は早い、日清日露以降と思ってますので、そこだけ違和感でした。次の巻に、大浦慶の青春時代の話が載っていて、そこでは「南京さん」「唐船からふね」という、至極まっとうにその時代のことばを使っているので、作者が知識の修正をしたのかと思いました。
以上