沙茶と書いてサテと読むのは福建語で、イギリス人だけが福建の発音を自国語に取り入れて"tea"となり、ほかはだいたい「チャ」

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人形シリーズ 南林間編

今朝は雨でしたので、ラジオ体操行きませんでした。やってないと思うのですが、やってたら残念閔子騫。家でしこしこリア・ディゾン、もといリディア・でいヴぃすの本の感想書いてました。朝八時に、そろそろ朝食を摂らないといけないと考えて玉子かけゴハン。それで、読書感想を書いて、ストレッチ途中で、体温だけ計って献血に行きました。

平熱。空咳なし。結膜炎の症状なし。嗅覚あり〼。

帰りにビッグコミック買って帰り、昼食を摂りながら読みました。増刊でサイバラが、なぜこんなに線を多く引けるのかと怒っていた漫画は、原秀則だと思います。確かに書き込み量が尋常でないと思う。かつてラブコメまんがといえば、背景の空白が比較的多いジャンルと目されていたはずで、その緩さが魅力だったはずなのですが、このまんがの背景の埋め方は半端ではない。多分星野之宣のほうが白は白、ベタはベタとして割り切ってると思う。デジタルはここまで出来るんだからやろうよ、とでも言っているのか。細野不二彦は最終回が決まって、吹っ切れたように原発ネタを書き出したと思います。江戸城再建するよりまあ、こっちが大事だろうと私も思います。陸上イージスだって中止になったんだし、危険なものは危険。山科けいすけまんがに編集が書いた柱の文章「在宅でなくてザ・委託だから」講談社の編集は社外の請負と、いましろたかしの漫画で読みましたが、小学館も今やそうなのでしょうか。

ゴルゴ13の頁320、「間違っても…… あたしにその気になるなよ」と言われた東郷先生が苦笑するコマがおもしろかったです。私はゴルゴ評論家ではないので、ゴルゴ13がその永い連載のさいちゅう、何回笑顔を見せたら知りませんが、少なくともとてもレアであることくらいは分かります。このコマはレアだと思う。(^_^;) こんな顔をする。

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豚の串焼き  ムーサテ Pork satay 激辛パパイヤサラダ  ソムタムイサーン  SPICY PAPAYA SALAD E-SAN STYLE (激辛でパラーというタイ風アンチョビ入り) あひるスープ麺 クッティヤオペ Duck noodle soup

昨日はこんなん食べました。

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サテというと、回教国インドネシアでは鶏肉だったと思いますが、それを同じココナツ花生ソースで、胡瓜を酢に入れたつけあわせも同じで(いや、タイだけでしたか?)、肉だけ豚肉にしてしまうのがタイランドの自負、誇りなのかと、最初この料理を知った時は、あっけにとられました。サテということば自体タイ語でなくマレー語で、外来語に豚を意味するタイ語「ムウ」を組み合わせたハイブリッドメニュー名。

サテ - Wikipedia

マレーシアに親が駐在で住んでいた若い人とか、職場にインドネシア人の技能実習生が来て、東南アジア飯を食べに行こうとどやどやタイレストランに来た人らが、これを頼もうとする時、ええけどこれブタですよん、とひと声かけるタイミングの難しさ。声をかけずに、お客さんが、「ん~これこれ、この味、なっつかしい~」などとのたまう満面の笑みを物陰からひっそりニヨニヨ見るほど、性格が悪くはなかったはずです。深谷陽のデビュー作?『アキオ紀行・バリ』で、ジャワ出身のムスリム女性が鶏肉のサテをぱくつくシーンが、漫画では印象的なのですが、トワントワン、ハジャイ越えるとマレーちゃいまっせ、タイ南部なんでっせ、テリマッカシ、と、この豚肉のサテは呼びかけているように思えてならないです。

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オーダーしてから、狭い厨房でバンバン肉を叩く音が聞こえ、今から串打ちしてくれてるんだな、ありがたいと思った仕事明けの昼11時半。

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シャレで頼んだ激辛ソムタム。パパ、嫌っ、という洒落はあまり面白くないので、言わぬが吉です。

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雨台風でからだが冷えるかもしれないと考えていたので、この日は汁物の麺類を食べようとしていて、確か二軒くらいアヒルのめんがあるはずということで、ここに来ました。パッキーマオも食べたことないのですが、辛いソムタムに辛い焼ききしめんでは、辛いの天丼ですので、予定通りあひる麵にしました。

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この店は、麵を、センレックとかセンヤイとかセンミーとか、今あげた名前がすべて正しいか全く自信がないのですが、それらコメの麺の、幅の広さによって名前が変わるもろもろと、あと中華麺、タイ語でなんというか知りませんが、ベトナムではフォーでなく「ブン」だったその麵の中から、好きな麵を選べる形式で、日本人にとってはまったくどうでもいいのですが(ヒドいですね)タイ人にとっては、どれを選ぶかはとても大切みたいで、トムヤムラーメンのティーヌン高田馬場と長野県にしかなかった頃、やはりこれらいろんな幅のセンナントカを網羅していて、客は違いが分からないので誰も頼まないのですが、なくすと賄いで食べられなくなるタイ人従業員が全力で抵抗するので、メニューから外せないと、店員同士笑いながら雑談してるのを、夜九時過ぎに奉仕園の中国語教室を終えた後、パクチ―入りワンタン麺という、これも出ないので早期にメニューから消えたドンブリをすすりながら聞いた思い出があります。確か、センレックやセンミーにグリーンカレー、ゲーンキャオワンをかけるのが賄い裏メニューだったのかな。グリーンカレーも、一時期物凄く日本のあらゆる店で出ていて、市場で業務用が安く売られていたとかで、確かアレ、ペースト一斗缶があるんですよね。タイの市場で安く買える。それをそのまま業者が輸入して捌いていたのだから、祇園のホステスや男性従業員が閉店後に小腹を満たしに立ち寄るような店にも常備されていて、「どうや、おいしいやろ」てなもんで、米まではタイ米ではないのですが、それでもみんなカレーは飲み物的にすすっていた。

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で、あひる麺ははたして甘いお味で、というか、私がさんざんむかし賄いで食べていた、アヒルスープのおだしの味そのままでした。例の、北京ダックで皮を使った残りを、知ってる人はスープにして出させるが、ふつうは腹いっぱいになってるのでそこまでせず、そうするとそのあひるの骨付き肉は、賄いになって、白菜と生姜のスープになります。そのおだしそのまんまでした。今の若い人は、どうなんだろうなあ。バーミヤンで画期的な北京ダック、おそらくパリパリ皮だけの業食をつかってると思うのですが、あれが出てから、余ったあひる肉の賄いなんて有りつけなくなってる鴨、なんて老婆心から心配することもある日々です。うそです。忙しいので、そんなこと考えもつきません。

ここのタイ料理店はこの日はひっきりなしに女性客がソロ、男づれ、などで訪れていて、賑わってました。なんでこんな来るんだろう。タイのほうが日本より死亡率が低いから、憧れるんだろうか。パキスタンも頑張ってください。ネパールが参考になると思うんですが。定価崩さないし。

夕方は雑草を抜いて回り、その後、ストレッチのやり残しをしました。

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タイ料理店が開くまで時間潰したイオンのイートイン。トレイも使い捨てのプラスチックになっていました。凄い時代です。

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今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。