WAU No.27 (2021年3月春号)発行 | Hati Malaysia
ディープに伝えるマレーシア文化通信、Malaysia Cultural Post だそうで、マレーシア料理店でもらったフリーペーパーです。
巻頭がペナンのジョージタウンで、Leonard Selvaという人のインスタから画像もらってるのかな。そっから特集のショップハウスに移行する構成になってます。京都のウナギの寝床、町家とはここが違うんや、みたいな、妹尾河童調の俯瞰図が多用されており、それらは執筆者の宇高雄志兵庫県立大教授のお手製だそうです。手の込んだフリーペーパーだな、と思いました。ランカウィで太陽がいっぱいなレベルに作らないという。
マレーシアやシンガポールが専門地域で、都市建築が専門分野なので、神戸のモスクについても本を書いてしまうという。このフリーペーパーのショップハウスみたいなイラストで紹介してるんでしょう、たぶん。
その次の、"Blue Rice in Malaysia"「なぜ、ごはんが青い?」という特集が面白かったので、ここにも置いとこうと思ったです。
まったく、(雪)降らないでよかったです - Stantsiya_Iriya
上は、都立現代美術館に石岡瑛子展を観に行った折、食べたヴェトナム料理店の日替わりメニュー。オヤツのようなゴハンでしたが、まあ、こういうものやこれとはちがうものがマレーシアにもあるという。
しかしこの記事の出だしが、下川裕治『週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分』からの引用なので、前川健一的には食文化研究にまで下川裕治が現れてどうなん、と思いました。
これが食べてみたいのですが、大和のシンガポール料理屋で出してくれないかしら、と手じかなところでカタをつけたい私。フリーペーパーをもらった店は系列店が渋谷と横浜にあるそうで、メニューにこれはないのですが、オタオタやアチャールは兎も角、渋谷店にはなんとムルタバがあって、いよいよ前川健一だと思いました。ムルタバ日本で食べれるのか。ムルタバ。イメージフォーラムのすぐそばじゃん。ヤスミン・アフマド。ムルタバ。ラット。以上