人形シリーズ 鎌倉編
今日は特になにもしてません。ちょっと腹をひやして、トイレに何回も行ってます。昨日レストランで会った中国人が店員に、つめたい水でなく白湯をくれというのを訳したついでに、”喝冰水拉肚子,是吧?“と揶揄ったので、その報いを受けてしまいました。おそろしい。日本人のキリスト教率は僅かナントカパーセント、という会話まではよかったのですが、日本人は仏教、いやシントーデス、みたいにバカ会話が突っ走ったので、介入したかったのですが、口をはさまずそのテーブルの邦人に異文化誤解を解く役を期待したのですが、ロクに説明をしてなかったので、「中国人だって仏教を信仰しながら道教も信仰してるでしょ、日本の仏教と神道もいっしょですよ」と言えばいいのにと歯噛みしてストレスを貯めた、ってのもあります。こういう時邦人は「でもクリスマスもキリスト教徒でないのに祝うし、基本的に日本人は無宗教なんですよ」と、神社に行けばキッチリ二拝二拍一拝してるのにそれを忘れたが如くウソを言って信仰心の篤い欧米人から逆に軽蔑されるのに気づいてない同じ説明をウッカリ中国人にもしがちで、そうじゃないだろうと思います。お前が私を狂わせる。
“中国人也边信仰佛教边信仰道教也边尊重共产主义吧,一样一样!”と早口で言い切って会話を切るようになると、心の余裕がないな、という感じで、かつてトークイベントで見た、歩道橋の魔術師を邦訳した天野某さんも裏方の漢語話者に対してそんな喋り方でしたので、私より全然すごい能力なのに、こういうのは性格なんだろうな、世の中にはだらだら話をするのが好きな人種がいて、手を動かすより口ばっか動かしていて、そういう人を見てるのもいらいらするのですが、そういう人のほうが、外国語を覚えれば強い気がして、でもそういう人は、まず習わない気がします。イライラ組のほうが突入して自爆する。ダラダラ組の中で、ビジネス海外長期滞在国際結婚などで、やむをえず覚えると、それが強いのではないかな~と。
こんなの食べました。
サンバルつき。だから辛いです。目玉焼きやあげせんがついてて、しっかりしてました。
イカが見えます。マレー語でイカンゴレンはイカではないのですが、なんとなくイカといえばマレー料理で納得してしまう。
ニョニャ風唐揚げ。たぶん、パクテーの鶏肉版と同じ下味だと思います。アニス、八角系。そこにスイートチリソースは違う気瓦斯。カレー塩のほうが合うのにな、と思いましたが、言えずじまい。
海鮮オムレツ。台湾屋台でなく、マレー料理店で頼んでみるという。
どうも途中で中国人とインド人とシンガポール人と邦人のお客と店の間に入ってカタコト中文で会話したのがアレで、店の人が私も在日華人だと思ったみたいで、なんか値段が高かった気がします。この三品で二千五百円、どうか。単品で千円、六百円六百円だったはずなので。税金つけて、どうだろう。計算めんどくさくなったか。
インド人がマレー系の店員にヒンディー語話せるかと聞いてたので、タミル語ならある程度分かるんじゃないですかと言ったのですが、インド人に無視されました。そんな夜。このお店の下のウズベク料理店とどちらに行くか迷ったのですが、下の店は放棄状態でした。何があったのか。
今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。
【後報】
どうもこの系列のマレーシア料理店は、夜は一人当たりなにがしかのテーブルチャージをとるようです。渋谷店は三百円パーパーソン、八丁堀は二百円ペルパルシオーネ。メニューの横にちっちゃく書いてるので分からへんだ。イカン・バカールとビーフレンダンという料理は食べてみたい気もしますが、さて。
(2021/4/6)