朝イチで来たら結露というか、曇ってました。
アンケートのエンピツが「HB」ばっかりで、「HB」が好きなんだろうと思いました。
U字工事も訪れたという、栃木県版異界録後半戦。
トレーシングペーパーの写植が、一部ズリ落ちてました。これ以上長期全国巡回すると、原稿に思わぬ事態も起こりうる、ってわけでもないんでしょうが、電子化時代なので、ベタのコマに、白塗りのフキダシを指定するときは、トレーシングペーパーを使うのよ、みたいな説明があってもいい時代になろうとしてるんじゃいかとは思います。
ヤオ族の黄帝画とかあるんだなとか、ムスリム化したアフリカ部族の呪術儀礼面(欧米へのスーベニア販売品の可能性あり)などの出品リストをずらずら見ていて、「足利美術館のみの特別出品」なんだとふと気が付きました。以前の展示会でも、同じような展示があったような気がしましたが、私は以前の展示会の出品リストを、ぱっと出せるような状態で保持していないので、どうすべえというところです。
で、ヤオ族もアフリカも同じ人の個人蔵で、その人の描いた絵が「もう一つの異界への扉」にも入っているので、またこれは多才な人が絡んできたものだと思いました。鬼才がいるところ、いろんな異才が集まり散じて人は代われどという感じです。進取の精神とか學の獨立とかは異界なので、ありません。むかし、竹熊健太郎も編集した双葉社の西遊妖猿伝ムックに花輪和一が寄せた雑文で、蝶か蛾の蛹を見つけたのでこれは諸星さん向けの案件だと確信して郵送したが、諸星さんは開封せず、ポストから出さない状態で、事後、ある朝見たらカラになっていたので、羽化して飛び立っていたものと推定されますと連絡があり、どうやら蛹はフィットしなかったようだと書いていたのを思い出しました。2021年年末には、花輪和一の新刊も刊行予定で、習近平のパロディがたくさん出ますので、何か間違って趙リッケンバッカーサンが定例会見で取り上げたりしないかなと楽しみです(99.9999%スルーのはずです)以上