book designed by akihito sumiyoshi + fake graphics ヤンマガ'21年32号、34号、39号、41号、43号、47号、49号、51号、'22年2・3合併号掲載。巻末に、「雲隠兄弟の略歴」あり。あまりに人名の数が多いので、異母兄弟なんだろうと思いましたが、わりと等間隔に並んでいるので、よくテレビで見る子だくさん家族みたいな感じで考えているのかもしれません。あるいは今ネットでさわがしい仮説。
なんのきなしに「アンダーニンジャ」で検索しようとしたら、アンド検索の単語が下記でした。
左は挟まってた『ゴリラーマン40』1巻の告知。一昨年のヤンマガ40周年記念企画の読み切り前後編は立ち読みしましたが、単行本にするだけの量があったかなあ。しかも①巻ということは、②巻があるのか。今のほうが悪いやつは多いなあ。ヤクザが吸収しないでハングレになるからか、と、読んだ時は思いました。桶川ストーカー事件も暴力団が起こした事件じゃないし、あの頃から徐々にそうなっていった気がします。
マンガ沼で花沢健吾特集やった時も、尊敬する漫画家にハロルド作石を挙げていて、なんで七人のシェイクスピア休載なのかを、業界の噂レベルでぽろっと言ってほしかったなあと思ったものです。閑話休題。
話をアンダーニンジャに戻すと、この巻はこれまでヒキだけだったのを一気に清算するかのように錯綜するキャラがバンバン整理されて死んでゆき、後顧の憂いをなくしています。でも一度殺すと、あとであの時殺さなければよかった、今のこの展開で使えたのに、と悔やむこともあるかと思います。だから一般人はほぼ死にませ…、いや死にます。
だから上のようなアンド検索ワードが出ても驚かないかも。四日くらいに七巻発売でしたが、ゆりあ先生の新刊が出るまで待って、まとめて買ってポイントを多くもらおうという作戦でした。
これは作者の悪いクセですが、いじめられっ子は殺されません。いじめをするタイプは速攻死にます。まさに雑魚扱い。『アイアムアヒーロー』も、引きこもりばっかり生き残るとか、その後の展開が大船に乗らないことこの上ないと思ったものです。いしいひさいちの八コママンガで、核戦争後の世界に生き残った人々を順次紹介し、(同人少女とか予備校教師とか)最後のコマで「そして地球は滅亡した」と書いてオチるのがありましたが、作者はそういうことは考えないのだろうか。
UNってなんだっけ、エンコーってなんだっけ、と、いろいろ思い付きのハッタリをあとで辻褄合わせながら進めるマンガの読者の常として、忘却しながら読んでることを自覚しました。
最近考えを変えまして、私は電子マンガまだ読みませんが、読もうと思えばパソウコンで読めるので、それで、まあ、まんあへはコミックDAYSのがヤンマガより面白かったなどという噂を聞いてしまうと、もう紙のヤンマガなんてやめて、ぜんぶコミックDAYSにして、雑誌だと捨てちゃうから前の展開が分からなくなるけど、電子版はそれがない(でも読み返すのが少々面倒な気はします)からもうぜんぶ電子版にして、えなこの出番を少なくさせたらいいのではと思いました。最上もがが「ボクはこれだけ修正してました」とことこまかに説明するもよし。
上の日本語部分は講談社公式から完コピしました。英文は手打ちです。表紙のDJの意味が分かりません。頁153はバカバカしくてよかったですが、この漫画は『ハコヅメ』でないので、全編そういうふうにはならなくて、まあしかたないです。
以上