初出は「幽」23号から30号、「怪と幽」1号から9号 装丁 坂詰佳苗
前巻から7年かかってるということだそうで。あとがきで、高橋葉介作品からタイトルを借りたら、あちらもマッドメンのパロディを使ってくれてという貸借の話があり、マニアがみんな高橋葉介作品を買うと思いました。それでなくても買ってるのかな。私はそれほど高橋葉介作品は買わないので… 初期のサンコミックスに東林間が出てくるのを知ってるくらい。
鉄塔の多い風景が、吉祥寺の近くのどこやらに酷似してるそうで、ほんとに散歩ルートなんだろうという話を聞きました。どこにでもありそうな風景で、そうでもないのかな。恩田川周辺も、鉄塔に住宅地が浸食しまくってますが、もう少し傾斜がある。
『アリスとシェエラザード』と同日刊行で、あちらの帯に「オール新作」と書いてあり、こっちもオール新作のはずなのですが、さて、事実や如何に。編集同士のつばぜり合いを想像するのも、また楽し。この謎は、マンガ探偵が読み解いてくれるのを待つか、せっかく読み解いてくれても、そのブログや動画を見る習慣がないのでそのまま自分の中でナゾとして残るか、たぶん後者だと思います。以上