おじさん構文でなくケニチ先生へのリスペクトです

人形シリーズ 大塚編

今朝も、ゆっくり寝て、起きて、七時半くらいでしたか、お湯を沸かして、お茶をあげて、ラジオ体操とストレッチして、雑用をして、出かけました。平熱。

寝る前に三位決定戦を見て、ラモスがハーフタイムに、モロッコはバラバラなので監督が後半どう立て直すかですね、と言ってたのが、けっきょく、なんのために国家代表でプレーするかにおいて、個々の身体能力はすごいはずのチームが、うまくまとまらない点を突いていると思いました。オランダなんか、フランスがプラティニ後の低迷期だったころの三銃士の昔から、フリットやらライカールトやらの、南米オランダ領スリナム出身者とファンバステンみたいなゲルマン白人の融合でノシてたわけですが、毎回黒人と白人混成チームが空中分解するのがお家芸みたいにダービッツやらクライファートのころから言われてきたわけで、植民地を持たなかったドイツやイタリア、ポーランドあたりまで黒人選手はいるわけですが、スウェーデンのダーリンとイタリアのバロテッリはあまりにちがっていて、それは国内での黒人の立ち位置をそのまま反映したものともいえると思っています。その意味で、フランスがいちばんうまく融合しているというのも、それだけフランスが苦労してきた、その表れで、苦労が報われてるんだと思います。かたちだけのカソリック人口の中から、人類教みたいな考えも生み出しましたし、何より私が好きなのは、「フランス人などという人種も民族もいない。フランスにいるのは、第○共和制に忠誠を誓った国民だけで、彼らがフランス人と呼ばれるのだ」という、彼ら一流の建前です。じっさいがそれとはほどとおいのは、ルペンの躍進を見ても如実に分かりますし、かつては、どんな移民の子も、パトリックとかフランソワ、アンリみたいなフランス人っぽい名前をつけるよう法律で規定されていたので、フランス人っぽい名前以外インビジブルでした。しかし、理念なくして献身なし。自らがネイティヴに胡坐をかいたモロッコの自壊を見てると、如何に理念が大切か、よく分かります。

ここまで書いたので、南米の白豪主義国アーゲンティンがフランスを破ってメッシ悲願の優勝をしても、このブログがフラグとなってデスブログだったでFAとしてけさい。

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今日のカタールのグーグルロゴは、建国記念日。表示国はカタールです。

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今日のオーストラリアのグーグルロゴは、アボリジニの女性作家の、ドリス・ピルキングトン・ガリマラサンが、2004年の今日、西オーストラリア州のリビングトレジャー賞を受賞したのをたたえたロゴです。表示国はオーストラリア。

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そして表示国不詳のワールドカップ決勝ロゴ。屋内なので雨雲に降られる奴はいるわ、ひっきりなしに食べこぼしてるやつはいるわ、歯ぎしりしてるやつ(コロナの高熱か?)おちつきのないやつ、寝てるやつ。オバーチャンだけがテレビっ子世代なので、まじめにテレビを見てますという。

御厨さと美逝去と言われても、この人は時代が下ると鶴田謙二になるというのが私の持論で、誰も賛同者はいません。『NORA』だけ見るとそうだと思ってるんですが、諸星大二郎もゼピッタ描いたし、いろんな人がこういうモチーフに取り組んだのかもしれません。なんで『NORA』は電子化されてないんだろう。

聖悠紀逝去と言われても、もうだいぶ読んでませんで、水木一郎逝去でアニメージュのインタビュー記事が先般クローズアップされましたが、ラジメーションなんかはやってたのにアニメ化だけはガンとして首を縦に振らなかった原作者が何故か折れてアニメ映画化された時の超人ロックについて、アニメックが座談会で(OUTだったかもしれない)ロックの髪型を真上から見下ろした絵が誰も描けないという話になって(さすが誰でも同人作家時代)なるほどと思ったのを思い出しただけです。映画では、CGで、うまいことロックのあの髪型を360度全方向から描いてみせたんだったか、まだ時代が追い付いてなくてボロボロだったか、知りません。1984年アニメ化なので、商業誌掲載から十年経ってないんですね。単行本のカバー折でやたらアニメ化ノーを言ってたわりに、たいしてもたなかった。

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マイナンバーカード、市役所に受け取りに行くのにも予約が必要で、電話したら年内はもう埋まっていて、19日に来年一月後半の予約が開始されるとかで、「そそそそしたら、ボクのマイナンバーポイント二万エソはどどどどうなるんでゲス?」と聞いたら。「お客さまはもうすでに申し込まれてますので、受け取りが年明けでも通常通りポイント付与の対象になりますのでご安心ください」とのことでした。申し込み窓口いっくら増やしても、受け取りがめんどくさいのでそこで受け取り期限切れで腐ってるカードもそれなりにないかしらと思ってます。「ああああともうひとつ教えてください」「それでしたら、この番号を空けたいので、ほかの番号をお教えしますので、よろしければそちらに」「いいいいえ、マイナンバー記載の通知書どっかいってそのままなんですが、大丈夫かどうかだけ」「ああ、それでしたら、窓口で紛失と言っていただければ、大丈夫ですよ。本人確認の免許証等のエビデンスだけ忘れずにお願いします」このやり取りが出来ない人がたくさんいるとも思えませんが、さて。

この時点ではまだ大統領は拘束されてないかったかな? あるいはもう拘束されてたけど、邦人旅行客などが足止めを食ってはいなかったのかな? の、 

Sopa de la casa 牛肉と野菜の自家製スープ

Huevo a la huancaina 茹で玉子にチーズ、ペルー唐辛子で作った濃厚ソースをかけた前菜

実は最近、この店の日替わりメニューがFBに載ってることを発見したので、FB見てから家を出れば、日替わりにするか、アラカルトにするか事前に決められるなとウキウキしたばかりだったのですが、この日はFBが更新されてなくて、よく見ると、バイリンガルな娘さんが忙しい日は更新作業してないのではないかと思うような感じで、でも日々の学業とか課外活動とかを200%くらい充実して暮らしてほしいですしね、日替わりは来店して見ればそれでいいです。それより、八王子や大和のペルー料理店ではメニュー化してるアニスティーが、この店にもあるのに、メニューに載せてないので裏メニュー化してるのを、ドリンクメニューにテプラで追記してほしい。食後にあったかいのみものでほっとひといき、をもう少し演出してもいいんじゃないかなあと。ペルーの飲食店にそれがあるのかどうかはともかく(なんとなく、外食にかける熱意とは裏腹に、会話ははずむはずなのに、食後のなごみの時間は軽視されていて、殺伐としてる気がします)

Chicharron de pescado カジキの唐揚げ

以下、そろそろ付け合わせの名前も覚えないといけないと思って、荒井商店の本を声に出して読んで我背诵那个秘鲁腔西班牙语。

ジャイアントコーンはチョクロ"choclo"、チョクロ"choclo"、チョクロ"choclo"!

炒った乾燥とうもろこしはカンチャ"cancha"、カンチャ"cancha"、カンチャ"cancha"!

じゃがいもがパパ"papa"でフライはフリタ"frita"だからパパフリチン、否パパフリタ!

あかたまんげ、否あかたまねぎとパクチーと唐辛子とレモンの、この万能つけあわせサラダは、サルサ・クリオージャ"salsa criolla"、サルサ・クリオージャ"salsa criolla"、サルサ・クリオージャ"salsa criolla"!

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緑のソースはアヒヴェルデ"Aji Verde"、アヒヴェルデ"Aji Verde"、アヒヴェルデ"Aji Verde"!「たんに緑色ってだけっすよね」(某ペルー人子弟談)

この日の日替わりは、ふつうはトリッパを使うカウカウの鶏むね肉版と、さらにブルージャイアントスプレマデポヨ、鶏胸肉のカツレツ。のはず。スプレマでなく、ミラネサって言ってたかもしれませんが、鶏肉だったよなあ、どっちだったかな。豚肉じゃなかったと思うんですが。

料理拡大。私は勝手に、カウカウはターメリック、ウコンで黄色いと思ってるんですが、ウィキペディアにはイエローチリで黄色くなるみたいに書いてて、泣きそうになるのですが、荒井商店の本だと小さじいっぱいうこんも使うと書いてあって、泣き止みました。私が西インドのハリームそっくりだと思ったアヒデポヨも相当黄色いのですが、こっちはターメリック使ってる感がないです。トリッパ、ハチノスなので、臭み消しに絶対ターメリック必須だべと個人的に思ってるせいでしょうか。

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トリッパでなく鶏肉でも名前はカウカウなんですよ、といわれ、え、でも、カウカウは、トマト風味になると、ナントカモンドギアーナモンドンギートになるので、トリッパでなく鶏肉だと、カウカウデポヨとかそういう名前になるんじゃないですか、と聞くと、「そう!それ!」と言われたのですが、たぶんそれはラテンの血がてきとうにそういわせただけで、ウィキペディアを見ても、どっちもカウカウとしか書いてません。チンジャオロースだって、なんにも書いてなければ豚肉で、牛肉だとチンジャオニウロース、鶏肉だとチンジャオチースになるので、カウカウも頑張ってほしいです。サルタード一族は、チファ料理なので、素材が変わると前につく素材名が変わって、それにサルタードがつきますが、カウカウは別系統の料理なのでなんでもカウカウとなると、その説はなんだか乱暴な気がします。

日本なのでジャポニカ米のゴハンにこの店だけのキムチのような調味料を載せて。ペルー人がインディカ米が主食というのも、見てみないとなんか、実感が湧きません。手食じゃないんですよね、たぶん。

せっかくいつも卓上にケチャップ、マスタード、マヨネーズの三種の神器を出してくれてるので、たまには使うかと使ったところ。ケチャップを使うだけで気分はアメリケン。エスタドスニドス("estados unidos"がリエゾン

鎌倉殿を見ないで寝ます。

今日も、明日も、穏やかに、静かに、落ち着いて、平和に。そして、出来ることなら、自分も周りもみな、しあわせにすごせますように。

【後報】

中津の店に訊いてみたところ、鶏むね肉のカツをスプレマ、もも肉だとやはりミラネサと呼んで区別してるそうです。なるほどな~、日本育ちの二世三世はほんと、寶です。意思疎通の触媒になってくれる人たちをたいせつにしたく。

(2024/2/18)