下記扶桑社ミステリーの池上冬樹解説に出て来た、日系人によるWWⅡ後のリベンジクライムを扱った米国小説の映画化ということで、たまたま地元の図書館にDVDがあったので、見ました。
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下はアマゾンの有料視聴。注意。今は配信の時代で、私は今DVD視聴のハードウェアを持っていなくて、配信もいっさい登録しておらず、借りたはいいがどう視聴しようか、ずっとほっぽって延長延長でしたが、昨日雨でしたので好機とばかり家のデスクトップPCに入れてみました。したっけ、再生してくれず、しかたなしにDVDプレイヤーを求めて巷をさまよい、finaly視聴しました。金太郎とかそういうとこで見たじゃナイだから。
原作はベストセラーだそうで、ウィキペディアによると、エキストラの多くが強制収容所経験者の日系人とのことで、しかし工藤夕貴のハズ役で殺人容疑者の日系人男性(目つきがよくない)を韓国系アメリカ人が好演しているので、そこをどう見るか、議論もあろうと思います。
ハリウッド進出の結果だけ見るとアレですが、失敗だけ見るのでなく、過程や経験を重視すべき、な工藤夕貴がヒロインを演じたわけですが、「さゆり」でチャン・ツィイーの二番手になってしまったことが、この人的には残念ではなかったかと。語学力だけ見ると妥当な気もしますが、でもいちばんハリウッド映画に出てる渡辺謙、そんなに英語しゃべれるか? てのもありますので、何か彼らの琴線に訴えるものの多寡が邦人俳優のハリウッド進出の明暗を分けているが、それが何なのか、少なくとも私には分からないということです。
思った以上に、おそろしく暗く、地味な映画ですので、細かいところは講談社文庫の原作邦訳を読むことにします。ダメだ。イーサン・ホークという主演男優も、名前しか知らないので。なんだろう、ワーナーでオリヴァー・ストーンにでも撮らせればよかったのに。オリヴァークンたぶん工藤夕貴好きそうだから。あと、ケヴィン・コスナーを出す。以上