- 作者: サラ・ボンジョルニ,雨宮寛,今井章子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: 単行本
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旬を過ぎてから読むのもまた乙ですが、
なら定価で新刊当時買わんでもよかった、とは思います。
最初作者名は悪い冗談だと思ってました。
何がボンジョルニだ、イタリア語のおはようございますか、みたいな。
よく見たら、Bongiorniで、ブオンジョルノとは違うスペルだった。。
おまけに、アメリカは結婚すると旦那の姓名乗るってこと忘れてました。
先祖に中国人がいるという作者の旧姓はヘルバーグ。
ドイツ人ということですが、バーグっていうとユダヤ人かなあ、なんて思いました。
本の著者写真はこんなん↑ですが、
ほかの写真や動画↓も見ると印象違いますね。
執筆当時母親が71才で結婚生活16年、長男が4才。長女はいくつだったんだろ。
旦那がしばしば「ウィーケストリンク(最大の弱点)」と呼ばれてますが、
なぜカタカナでウィーケストと書いたのか、ちょっと知りたい。
で、この本の大半は、子どものオモチャ、プレゼントが中国製以外見つからず、
困るという話です。
アマゾンのレビューみたく、アメリカは購買過剰と思うのも自由。
美国小皇帝無関中国玩具的一年。
日本語版によせて
頁vi
つまり、Made in China製品と暮らしていくことは怖いことでもある。だからこそ電話の向こうの記者は、中国からの製品を単純に全部退けるだけで、アメリカ人が守られるのかどうかを知りたがっているのだ。私はとまどいながらも、大阪だろうとニューヨークだろうとパリだろうと、消費者が一様に直面している不快な現実を彼女に話した。中国製品ぬきでやっていくのは無理だ、と。
だから訳者はあとがきで、
「責任あるステークホルダーたれ(ゼーリック元国務副長官)」
との言葉を引用したのでしょう。
わたしは、レーダー照射の中国側反応が毒入りギョーザと同レベルになった時、
温故知新で、もう日本人は簡単に堪忍袋の緒が切れちゃダメよ〜と思うわけです。
なにしろ、人民解放軍の人は、太平洋をハワイで分割して西は中国に任せろ、なんて、
真顔で米海軍に提案したとかしないとか。それがステークホルダーかよみたいな。
我々は、おだやかな心をもちながら、激しい怒りによって目覚めたら白人だった、
グレゴール・ザムザ。