- 作者: 大竹聡
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/08/10
- メディア: 文庫
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ホッピーマラソンというのは、駅ごとにホッピーを置いてる飲み屋に入って、
ホッピーだけを飲む企画なんですね。
京王片倉はじめ、何駅も飲み屋がない駅があってうなづきました。
聖蹟桜ヶ丘で敗北するところなんか、ある意味ステレオタイプではないかと。
耳をすませばの舞台ですからね。ホッピー中身オカワリとかやってると、中学生の娘がry。
あと、データ集計時に閉店してたり連絡とれなくなってる店があまりに多いのに、
浮世の流転というか水商売の難しさ厳しさというか、感じました。
郊外型居酒屋にとっては、クルマに飲ませるほうも罪に問われる転換期と重なったかな。
現在ホッピーはビールと比較して安いわけでないという説明がちゃんとあり、
しかしそれ以外ホッピーの歴史や成り立ちなど蘊蓄を一切語らないところが切れててよかった。
ホッピーというと三代目社長の人がガンガン売り込みかけてる時代と重なるので、
この企画も何か関係あるかな、と思ったけど、特に何も書いてませんでした。
大竹さんの出身学部がひっそりと廃止され、社員五十人の会社の社長さんがMBAを習得する。
大学という点でもおふたりは御縁があるわけですが、偶然でしょうね。
ふたりの名前を並べて検索すると、おふたり参加のトークショーのブログ記事がひっかかり、
それははてなダイアリーで、しかもその記事のあとすぐ更新が止まってるんですね。
ま、偶然でしょうけれど。
ほかにもいろんな沿線でホッピーマラソンは出来そうだしまたやってそうなので、
頑張ってください楽しんで下さい、と、思いました。