- 作者: 千松信也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/11/28
- メディア: 文庫
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『銃・病原菌・鉄』で、狩猟採集社会の非効率性というか、
捕り尽くして絶滅みたいな話読んだので、フーンと思い読みました。
もともとの版元のリトルモアって、不思議な本どんどん出しますね。面白い。
子どもの頃、友達の父親が小鳥の罠猟やる人でした。
あと、沖縄で猪猟見たことあります。
作中ではさらっと流してますが、罠にかかった動物を烏が襲ったりということもあるようです。
いまごろこの本を読んだわけですが、面白かったです。
【後報】
そう、眠くて最初うまく書けなかったけど、
この本のようにこまめに見回りしてないと、ワナにかかった獲物を、
烏が嬲り殺しにしたりするから、猟師はマメじゃないとダメですね。
あと、本州のシカ肉はクセがあって調理法が限られているので、
繁殖し過ぎで減らさないといけないしよく獲れるのに、
うまく市場に出せないくだりは、勉強になりました。そうなのか〜
狩猟採集は濡れ手に粟のボロ儲けで、みんなでやると資源枯渇ですが、
従事する人が減ってるしマメで時間的余裕もないと出来ないから、
やれる人やろうよみたいなメッセージは分からないでもないな、と思いました。
(私は無理じゃないかな、器用じゃないので)
(2013/5/27)