- 作者: 粕谷紀子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1984/02/25
- メディア: 文庫
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http://www11.atwiki.jp/kasuya-noriko/pages/29.html
不要本の山から、ふと出てきた集英社漫画文庫。
酔って買ったのだと思います。
どこかの古書店に立ち寄って、めぼしいものは見つからないけれど、
手ぶらで出るのは仁義を欠くような気がして、
何か理由を探してこの本をレジに持って行ったはずです。
たぶん、理由は、「安」をアンと読むのかヤスと読むのか、みたいなこと。
最後まで読んでも分からないんですね。ルビが振ってないし。
上記のあらすじサイトでは、ヤスと読んでるみたいです。
どうも安さんと奥さんの関係というのが、砧をうつ女とか、そういうアレのようでもあるし、
そうでないようでもある。よく分からない。月光仮面。
そこにフィジーだったので、パッチギ!2みたいなネタかなと思って、
手に取ったんだな、あの時は。下の動画の2時間零分コンマ8秒くらいから、みたいな。
たぶんきちんと描くつもりもなかったのだろうと思われます。作者的に。曖昧が吉。
安めぐみ、安田成美、安達祐実。安藤裕子。安室奈美恵、安堂ロイド。
余貴美子や一青窈は、オープンでよいやね。華人はオープン。
今回読み返して、主人公の浪人生が、行政の支援があるかどうかは分かりませんが、
けど面倒見の良い安さん一家に家出して、
安さん一家の金銭的な負荷が限界を超え、一家崩壊、行方知れずになる、
というなんかすごい話であることに気付きました。
(そして浪人生はケロっと予備校に復帰する)
電波少年やウルルンで、編集でもいい話に改造し切れず、
お蔵入りにした滞在記があったとしたら、こんな感じだろうなと思いました。
日本に帰ってもお前は私の息子だ。
前読んだときは酔ってたからテキトーでしたが、素面で読むとそんな感じ。
下記で高野秀行が、ちょっとした財産ほどのアヘンを贈られながら、
全部消費してらりぱっぱに終わり、村人から呆れられるシーン思い出しました。
- 作者: 高野秀行
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/20
- メディア: 文庫
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アン・ドゥ・トロワ。
この本の他の作品で、ハーミオーニというのが出てきますが、
ハーマイオニーやあ、と思いました。