『フットボールネーション 5』 (ビッグコミックス)読了

前の巻買ったかどうか記憶になくて、この巻まず買って読み、
前巻レッズユース戦の結果覚えてないのでやはり未読と思い四巻買って開いたら、
読んだことのある展開だったので、少しお金を無駄にしました。
ここで読書感想文*1検索してから記憶を疑うべきだった。ちゃんと記録残してたのに。

この本のフィジカル理論について侃侃諤諤のインターネットは、
この巻のめぢから理論についても喧喧囂囂なのかもしれませんが検索してません。
5巻は対湘南戦で、現実の湘南はコンディショニングセンターを経営展開しており、
これは大変素晴らしいです。早々体幹なんか出来ないし、ストレッチとリハビリは大切です。

マンガの湘南は、胸にENODEN、背中に鳩さぶれー、袖に大磯ビーチ、
パンツに西葉山マリーナのスポンサーをつけており、まずそこで現実の湘南を意識します。
胸スポ大事です。来年も、是非!☆蹴躍☆
生え抜きの天才いまただの人古巣居残りずるずる、を不良債権と呼ぶというのは、
現実にはないと思います。単年契約だし。
草津サポーターの前で酔って高田保則の拒点ぶりをアジったら泣かれそうになった。

この巻の湘南を見て、共感出来たのはサポの描写です。
頁77、一部の選手より先にサポがカウンターに反応するコマとか、いいですよね。
でも、頁122はウソでしょう。
しまむらにやられた徳島戦(試合後しまむらはインタビューで男泣きに泣いた)とか、
三村ロンドが鳥取に別れを告げた直後フルボッコにされた鳥取*2とか、
やはり悔しいものは口惜しい。
ガイナーレサポはあの時「スカっとした」と言っていた。
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わざとパスコースを空けるとか得意げに語る人の不思議さ
(横で聞いてたら恥ずかしい薀蓄野郎の典型としか思えない。
 それとも大木戦術が大好きなのか)や、
なんでパスカットされないのか分からないようなスルーパスの絵とか、
ディフェンダーが全然ついてないパス交換の画とか、
おかしなところはいくらでもありますが、
私は少林サッカーでも楽しめる人間なので、別に。
(サッカー少年たちが少林サッカー観て、
 カニばさみで抑えた足に特攻スライディングで足折られたのに、
 何事もなかったかのようにもの凄いシュート決める場面に怒ってました)
http://maruccho.way-nifty.com/sobae/gallery_main_08.jpg
あえて言うなら、
アマゾンのレビュー同様、連載時の引きと次の回のアタマで同じ絵コピー使うところを、
単行本化の際は編集して再構成してけさい、ということです。

やっぱりサッカーマンガはサポの描写で決まるな、と改めて考えさせられました。
以上